病院でのリハビリはマッサージだけ??
こんにちは
nemoPilates代表の益森寛美です。
池袋・所沢市でパーキンソン病を始めとした
神経難病の方を対象としたピラティススタジオを運営しています。
▼スタジオの詳細・スケジュールはこちらをご覧ください。
本日は、パーキンソン病を患うお客様のお話しをしたいと思います。
このお客様は股関節周囲の痛みや筋肉の張りなど、違和感を感じるという方でした。
股関節を動かすと
「こうするとここの筋肉がピーンと張って・・・」
「この姿勢は、ちょっと痛みます・・・」
など、違和感のある部分を教えてくれました。
様子を伺いながら身体を評価させて頂くと
問題はここにあるのでは?と仮説を立てる事ができました。
そこから、負荷の低い小さな動きから始め
最初はかなり左右差があり、全然動かす事ができませんでしたが・・・
徐々にできるように!!
「なんだか、出来るようになってきました!違和感もないです」
とお客様ご自身もなにか掴んだご様子でした^^
終わった後、歩いてみると
明らかに動きに変化が!!
50分間のレッスンですが
とことん、お客様の声を聞いて
とことん、お身体の評価を行い
正しい動きへと導いた事が、変化に現れたのだと感じています。
特に、何か特別な手技やアプローチをしたわけではありません。
とにかく傾聴と評価
めちゃくちゃ基本ですが
やはりこの基本が大切ですね
こちらのお客様、180日間の病院でのリハビリに通われていましたが
リハビリが終了したという事で、スタジオに来てくれました。
リハビリの内容を聞くと
「いつもマッサージして、ほぐしてくれていました。運動はやってないです」との事。
マッサージという選択も間違えではないと思いますし
あまり、否定的な言葉は言いたくないのですが・・・
マッサージだけでは、このお客様の場合は良くならないのでは??
と、私は思ってしまったところです(もちろん運動が全てではないですし、そのセラピストさんもなにか目的があったと思うのですが・・・)
私自身も、もっと知識と経験を積んで
日々、頑張っていきたいと思っています^^♪
益森寛美
神経難病を患う方の心と体を癒す専門家
nemoPilatesスタジオ代表
運動指導歴13年
神経内科病院やパーキンソン病専門のリハビリジムにてリハビリ業務の経験あり
【資格】
理学療法士
ピラティスインストラクター
LSVT-BIG認定療法士
3学会合同呼吸療法認定士
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