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【Pilates note】意外と知らない”関節の法則”について解説。

どうも、理学療法士×ピラティスインストラクターのフィジオ先生です。

今回は”関節の法則”についてを分かりやすく解説していきす。

これを読んでいただくと、

•各関節の役割と法則が理解できる
•なぜ腰に痛みが生じやすいかが理解できる
•他の痛み対しても応用ができるようになる
•解決策を自分で考えて提案できるようになる

ではいってみましょう!!!



まず、お話をすすめる前に皆さんに2つの質問に答えていただきます。

問1.人間のカラダに関節が何ヵ所あるか?

①20ヵ所
②45ヵ所
③70ヵ所

答え.③

そう、結構たくさんあるんです。


では、続いて想像力を働かしてください。


『棚の上の方に置いてあるお皿に頑張って手を伸ばそうとしている自分の姿を、



問2.皿に手を伸ばした時、からだの関節の動きはどうなっていると思うか?

①肩の関節だけが動いている
②動く関節と動かない関節がある
③あらゆる関節が積極的に動いている


答え.②

そう、関節は動けば動くほど良いんでしょ!と思いがちですが、じつは”動かない方が有利”な関節も存在するんです。

言いたいことはコレ、


からだに関節はたくさんあるけど、”動くべき関節”と”動くべきでない関節”の2種類があるんだよーってことです。

以上の点を踏まえた上で、本題に入ります。

◉ジョイント•バイ•ジョイント理論


人のカラダを分析する上で、
『ジョイント•バイ•ジョイント理論』という考え方を用いることがあります。



画像は差し上げますので、今のうちにスクショか保存が便利です♪


漢字と英語がならんでるとか無理ー!
と思った方、

大丈夫!名前は覚えなくてもOKです。w

ちなみに、、、
青○は”積極的に動くべき関節”

赤○は”動き過ぎてはいけない関節”です。

画像を見て”ある法則”に気が付いた方はいませんか?

そうなんです。


赤○と青○が交互に並んでいますよね。

これが、”関節の法則”です!!!!


さてさて、これから超絶大事なことを言いますよー!!

“ある関節の動きが制限されると、上下の関節に影響を及ぼす”

ということです。


メモりましたか?

ここで、皆さんには一度画像に戻っていただき、注目してほしい関節があります。

それは、腰の付近に赤○で囲われた“腰椎骨盤帯”と呼ばれる関節です。

赤は”動き過ぎてはいけない関節”でしたよね。


ではその上下にある関節は何か?

“胸椎”と”股関節”です

このどちらか2つの動きが制限されるとどうなると思いますか?

そうなんです。

“胸椎と股関節”が動かない代わりに”腰椎骨盤帯”が動かざるえない状態になります。


すると何が起こると思いますか?

そう、皆さんご存知の『腰痛』です!


動き過ぎてはいけない関節が動き過ぎると関節や筋肉に過度なストレスがかかり、痛みとなって現れます。

◉”関節の法則”を用いた腰痛治療の考え方

ではどうすれば腰痛を防ぐのとができるのか?

答えは超シンプルに2つだけです。

胸椎と股関節の柔軟性を高める
腰椎骨盤帯の安定性を高める
以上、これだけです。


気が付いた方もいると思うのですが、、、

この法則さえ理解していれば他の関節でも同じ考え方ができます。

〜関節の法則まとめ〜

•関節のタイプは2種類ある
•動いて良い関節と動かない方が良い関節
•交互に並ぶ法則がある
•ある関節が動かないと隣の関節に影響する
•法則を理解すると他にも応用できる

もちろん、全ての腰痛にあてはまる法則ではないので、一つの指標として持っておくと便利だと思います。

皆さんも今回を機会に”関節の法則”を理解して実践に取り入れてみてくださいねー♪


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