温泉むすめのハーフキャラについて、取り急ぎ思ったこと殴り書き
自分は褐色アジア系ハーフとして生まれた。その立場から話してることを踏まえて読んでほしい。ブチ切れてます。
温泉むすめのとあるキャラクターで、「英語が話せるバイリンガルで正真正銘のハーフ」や「ハーフみたいな見た目」と書かれたキャラクターがいた。(11/18 9:00現在訂正等はなし)
あのさあ、マジでいつの時代だよ。ハーフみたいな見た目っていうのは確実に「ハーフ」=「白人系ハーフ」の文脈で書かれている。1番数が多いであろう中国系や韓国系のハーフはおそらくハーフのような見た目、に含まれていないんでしょうね。これを書いた人からしたら彼らはハーフではないんでしょうね。しかも語尾に「デース!」なんてついてるしさ。最悪すぎる。(自分が好きなウマ娘にもこういう語尾の子いるけど、まああれは一般客全体に向けたPRキャラとかじゃないし別にハーフでもない)
ステレオタイプが過ぎない?アメコミでモンゴロイドが必ず派手髪で黒縁の眼鏡かけてるみたいな感覚に襲われるわけ。いや、アメコミなら別に見なきゃいいけどさ、温泉なんてよく行くじゃん。なんなら今年の間に定山渓温泉と登別温泉と湯の川温泉と洞爺湖温泉全部行ったし。
もうね、英語が話せる“正真正銘の”ハーフ、なんて言い回しも当事者からして本当うんざりなの。人生で今まで500000000回くらい英語喋れる?って聞かれて喋れないって言ったら残念ハーフみたいな扱いそのたびにされてさ(この表現も嫌いだけど。)何が正真正銘のハーフじゃボケがよ。そんなもん、ねーから。
もうとにかくこんなんが国の後押し受けて一般客に見えるとこでPRされてるって考えたら気が狂うよ。夜這いだの肉感だのスカートめくりだのも配慮に欠けてるなあと思うけど、当事者としてハーフ云々の下りはあまりにキツすぎるわ。誰?あんなん考えたの。マジで。
こんなハーフに対する偏見にまみれた最悪の表現の塊、一般客向けのPRでやらんでくれ。あまりに不快すぎる。オタクくんたちの中で勝手にやってる分には絶対に何も言わないから、我々ハーフの目に入るところでやらないでくれ。頼む。朝から嫌な経験をいっぱい思い出して、すごく嫌な気持ちになった。