windowsで共同開発する初学者のために0からPython, VScode, git, git-hub, venv, Django, pull requestまで一気に環境構築+説明
はじめに
こんにちわ。ぴくむんです。
私は、自身の才能のなさからプレイヤーとして研究に関わるのを諦め、未来の研究者を支援をする活動を通じて、学問の世界に貢献しようとしている情報発信者になります。
活動としては、
・研究者を目指す方に役に立つような情報発信
・研究に関わりのない人が研究に興味を持ってもらうような記事の作成
・博士課程のための口コミサイト開発
をメインでやっております。
今回、HAKUSHIという口コミサイトを開発しておりますが、
windows環境のエンジニアがいたので、環境整備を0から一緒にやることがありました。その記録をまとめたものになります。
HAKUSHIの本番環境は以下の通りです。
フロントエンド言語: HTML, CSS, javascript
バックエンド: django(python), PostgreSQL
サーバーサイド: docker-compose, gunicorn, Nginx,AWS EC2
リモートレポジトリ: git-hub
今回はインフラ周りを除くところまで一気にやりました。
私が確認した環境は、
Hyper-V Windows 10
の仮想環境です。
それではよろしくお願いします。
1. Microsoft StoreでPython3.8をインストール
何はともあれ、まずはPythonがないと全てが始まらないのでインストール。
普通にWindowsボタンを押して、検索窓でMicrosoft Storeを検索。
注意:Microsoft Storeはログインしないと検索できません!
恐らく以下のようなPython3.8が見つかると思う。
インストールをしたのちに、
windowsの検索で、python3.8が出てきて、開けば後ろのような画面が立ち上げれば問題なし。
これでとりあえずPythonで遊べると思う。
2.VSCODEをインストール
次はエディターが必要になる。
上の画面で全て直打ちすることは原理上可能だが、一行ミスっただけで終わるので、まずはエディターというwordのプログラミング版をインストールして、そこにプログラムを書いてから、後でまとめてエラーを見て、エラーを直してく作業をする(デバッグ)。
エディターは大量の種類があるのだが、近年であればVisual Studio Code通称VScodeが主流である。
豊富な拡張機能があるので、使いこなせれば生産性爆上がりである。
ただし使いこなすには時間が必要な気がする。
というわけで、VScodeをインストールするために以下のサイトにアクセス。
Visual Studio Code - Code Editing. Redefined
普通にダウンロードボタンを押せばいい。
そして、実行ファイルを立ち上げて、設定していく。
一応、ここだけ設定を載せておく。
まぁ適当でなんとかなると思います。
起動するか確認するために、
windowsでWindows PowerShellを立ち上げる。
そのShellに
code .
と打ち込めば、VScodeが立ち上がることを確認しよう。
右下に日本語化できるので、クリックして拡張パックをインストールしておこう。
もし表示されなければ、左のバーの上から5番目の拡張機能をクリックして
japanで検索して、インストールしよう。
3.Gitをインストール及びgithubのカウントを作成
以下のサイトよりgit scmをダウンロード
https://git-for-windows.github.io/
インストールしていくと、いつも使うエディターを聞かれるので、VScodeにしよう。
つまり、
Use Visual Studio Code as Git`s default editor
に選択して、残りは特に変更なしで大丈夫だと思います。
インストールしたら、開きましょう。
デフォルトでは、gitの名前がPCの名前になっています。
もし、PCの名前を本名だったら、git-hub上で本名を公開することになりますので、最初に以下のように設定しましょう。私は、もちろんやらかしました。
git config --global user.name "ユーザー名"
git config --global user.email "メールアドレス"
以下のサイトを参考にしました。
4. githubのカウントを作成
特に困ることはないと思います。
自分は、適当に読み飛ばしたので、渦巻いている銀河を答えろというのは、1回ミスりました。
5. git-hubにsshで接続できるように
sshって何?
詳しくは、ちゃんと調べてください。
まずは、合言葉そのものを作る必要があるので
git-bish内で(sshの鍵(合言葉)生成のssh-key-generateの略であろう)
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "your_email@pikum.com"
を入力すると、なんか色々出てくるので、エンター連打でいいと思う。
(読む努力はしたほうがいいです。)
その後、エクスプローラーを開いて、
.sshにアクセスして、適当にconfgを作成して、
以下のように入力
Host github
HostName github.com
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
User git
注意: config.txt とかにしないように
id_rsa.pubを開いて、中身をコピー
.pubはパブリック(公開)という意味。pubじゃない方は公開しちゃだめです。秘密鍵なので。
id_rsa.pubの中身をコピーしたら、githubにアクセスして、settingsを開きます。
SSH and GPG keysを押して、
New SSH keyをクリック
titleはなんでもいいです。
keyはさっきのid_rsa.pubの中身をコピーを貼り付けます。
まんま貼り付けます。
以下の画面になったらok
試しに、sshでログインするために、git-bashを開いて
ssh -T git@github.com
と入力します。
初めてだけどいいの?って聞かれるので
yes
と答えましょう。
Hi, your name!
と出れば勝利です。
出なければ、ネットの海へいってらっしゃい!
以下のサイトを参考にしました。
6. git cloneでレポジトリを手に入れる
詳しく知りたければ、ネットの海へいってらっしゃい。
ってなわけで、まずは自分が作ったレポジトリ を練習がてらクローンしてみよう。
git bash内で
mkdir test_repo
cd test_repo
git clone git@github.com:pikum99/pikum_test.git
こうすれば、mkdirで作ったtest_repoの中に、
pikum_testというフォルダができていると思う。
その後に、
コマンドプロンプトを立ち上げて、
以下のコマンド打っていけば
cd test_repo
cd pikum_test
cd django
python -m venv venv
venv\Scripts\activate
pip install django
python manage.py migrate
python manage.py runserver
以下のようになると思う。
ここまでくれば、勝ちみたいなもんで、
webブラウザを起動して、
http://127.0.0.1:8000/pikum_app
にアクセスし、
Hello world
が表示されれば、完了(完全勝利)です。
ここまでくれば、開発環境が整ったようなもんだと思います。
Ctrl+Cでサーバーを落とせます。
7. git でブランチをきる
ここからは、共同開発を意識して、gitの作業の説明をします。
まずは、
git branch
で今いるブランチを確認(現在のセーブされているところを見る)
*main
と表示されるはず。
mainは、みんな使うような重要なブランチなので、mainで作業は基本しないほうがいいです。
すぐに、ブランチを切りましょう(新しいメモリーカード作成)。
git switch -c ブランチ名
でブランチが切れるので以下のコマンドを押しましょう。
git switch -c your_name_branch
your_nameは適当に変えてください。
(筆者はpikumを使用)
実行したら、再度
git branch
で今いるブランチを確認しましょう。
main
*pikum_branch
と表示されているはず。
以下のようになるはずです。
とりあえず、ブランチを切った(セーブデータを作成)したので、そのことをpush(オンラインにアップロード)しましょう。
以下の作業は、管理者関係のレポジトリじゃないとできないです。
筆者(私)に連絡を取り、collaboratorに追加してくれと依頼します。
↓のコメントにアドレス張ってくれたら即招待します。
もしくは、自分でレポジトリで実験してください。
以下のコマンドを
git push
入力すると、
fatal: The current branch pikum_branch has no upstream branch.To push the current branch and set the remote as upstream, use
git push --set-upstream origin pikum_branch
と表示されます。
どこにpushしていいかわからんので、多分ここやろ?
って聞かれているので、
言われるがまま、
git push --set-upstream origin pikum_branch
を入力すれば、git-hubにブランチができます。
以下のようになるはずです。
git-hubを訪れて、
実際に、自分のブランチがあることを確認してください。
8. main_page.htmlに修正
試しに、htmlを書き加えて、git-hubにpushしてみましょう。
まずは、自分のブランチに居ることを確認してから、作業を行う癖をつけた方が身のためです。
作業するときは、作業したいディレクトリ(フォルダ)らへんで、
code .
をすれば、一発でVScodeが開くのでお勧めです。
以下のような感じで、VScodeが開けると思います。
左にあるディレクトリを参考にしながら
templates/main_page.htmlを開いて、
文字を追加していきます。
<h2>pikum55が参加しました</h2>
適当でいいです。
以下のようになるはずです。
自分の追加が反映されているかどうか確かめるために
先ほど開いているコマンドラインで
python manage.py runserver
を入力して、サーバーを立ち上げ、
http://127.0.0.1:8000/pikum_app
にアクセスすることで、
反映されていること確かめられると思います。
その後、Ctrl+Cでサーバーを落とします。
ここからは、修正をgitに反映させてから、git-hubにアップロードしていきます。
始めに、addするファイルを把握する必要があります。
今回は、htmlしかイジっていませんが、実際の作業ではいっぱい作業するので、あれ?これイジったけ?みたいな感じになるので、ちゃんと自分がどのファイルをどこをイジったかをちゃんと把握しましょう。
以下のコマンドで、どのファイルをイジったか確かめることができます。
git status
こんな感じ。
以下のコマンドで具体的にどこをイジったを確認します。
git diff
こんな感じ。
そして問題がなければ、add します。
git add templates/main_page.html
それでは、commitします。
git commit -m "main_page.html"
多分こんな感じになるはずです。
そんでもってpushします。
こんな感じになると思います。
以下のURLにアクセスして、
自分のブランチを開いて変更されているか、確認してください。
template/main_page.html
開いて、
で変更されていますね。
9. git pull request
それでは、最後のmainブランチに反映のところをさせていきます。
ちょっとコンフリクトという概念を説明させてください。
慎重にマージするために、pull requestという機能を利用します。
話せば長くなるので、慎重にマージするためにみんなで確認しあえる機能ぐらいの認識でいいと思います。
というわけで、pull requestを作成しましょう。
手順としては、
1. mainブランチにマージさせたいブランチ(自分のブランチ)を選択
2. Able to merge(マージ可能)を確かめる
・コンフリクト していたらここでわかります。
3. 変更箇所が適切か確認
4. pull request作成
コメントを書きます。
ここで、修正のポイントとかを入れておくと、確認する人が楽になります。
この画面になったら、みんなに
「プルリク出しました!」
っと連絡しましょう。
一応git-hubからメールがきますが、大抵メール見てません。
この画像の merge pull requestsを押せば、mainに反映されます。
設定によっては、
・何人以上押さないとマージできない
・管理者だけがマージできる
などいろんな設定があります。
通常であればその後、先輩エンジニアから
というように、素晴らしいコメントが飛んできたりします。
ここでは、あえて変更をマージしませんでしたが、
先ほども言いましたが普通ならマージされて、マスターブランチが変更されます。
重要なブランチにマージが完了したら、
共同開発者に向かって
「マスターマージしました。pullお願いします。」
というような連絡をしたほうが、丁寧だと思います。
なぜ、pullするかというと
常にセーブデータを最新版で作業していたほうが、コンフリクを防げるからです。
コンフリクトが起きる原因は、同じタイミングで同じ箇所修正するからなので、
常に最新版で作業していれば、コンフリクトが起きる確率がグッと減ります。
従って、
あと共同のレポジトリで作業する際には、
以下のコマンドで
git branch
git pull
branchの確認、ブランチの最新化
をしていたほうが、後で地獄を見なくていいと思います。
特に、pullのしたときにコンフリクトに気づかずに作業して、コミットしてpushすると、あーやべぇ、めんどくせぇぇぇってなりました。(経験者は語る)
・ブランチの確認
・定期的にpull
・pullするときに、適切にpullできているか
・定期的に大きめのブランチにマージさせておく
以上4点が、初心者が心がけることかと思っております。
おわりに
初学者がwindowsでDjangoの共同開発に関わるまでの流れを一気に説明しました。これらは、共同開発において基本の「き」に当たるので、絶対に覚えといてください。
次回は、dockerを導入した内容をやっていきたいと思います。
もし間違いがあれば教えてください。お願いします。
最後に宣伝させてください。
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開発頻度は月に1 or 2回程度の土or日曜日の午前中にDiscordに来てもらって、最初に雑談して、気軽にコーディングを始めるという流れを考えております。
なるべく仕事感を出さないことを意識したいと思っております。
フロントエンド言語は、HTML, CSS, javascript
バックエンド は、django(python), PostgreSQL
サーバーサイドは、docker-compose, gunicorn, Nginx,AWS EC2
リモートレポジトリは、 git-hub
で開発しております。
参加までの流れとしては、
zoomで軽く話したのちに、Discordに招待。
練習が必要な方は開発練習用のレポジトリに招待し、
経験者の方は本番環境のレポジトリに招待しようと考えております。
始めは、ボランティアベースになりますがタスクをこなした分はきちんと記録しておき、いつか収益化に成功した際にはちゃんと謝礼金を払うつもりではいるので、経験者の方参加していただけると非常に嬉しいです。
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もちろん何か他にプライベートでしたいことができたり、時間を裂けなくなったり、開発が楽しくなくなったら、抜けてもらって構いません。
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まずは一度お話を、Twitterでお待ちしております。
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