ライブ配信を馬鹿にしている人は、将来自分が馬鹿だったと気づくだろう。

こんにちわ。ぴくむんです。

私は、

小さい頃から実生活で役に立たない学問ばかり教えられる。
「現代社会でダイレクトに役に立つ学問がない」
研究は、勉強の醍醐味であるのに大多数の人がやっていない。
「大多数の人は研究をする機会がない」

ことに対して疑問を覚えていました。そこで、

国なんてあてにせずに
自分の力で「実生活に直接役に立つ学問の確立」することや、
大学に行かなくても「誰でも研究できる環境の整備」する活動を始めようと思いました。

この記事では、「実生活に役に立つ学問の確立」の一歩として、「評価経済社会(本文中にて説明あり)」において重要な役割を担う可能性が高い「ライブ配信」について論じてみました。

最後まで、読んでくれると嬉しいです。
それでは、よろしくお願いします。 

以下、本文。

ライブ配信アプリのポジショニングマップ
https://www.businessinsider.jp/post-217127

私は、今までライブ配信というのを少し侮っていた。Youtubeの広告でポコチャなどのライブ配信アプリを見ることがしばしばあるが、なんか何も考えていない様な若者がキャッキャしているだけのアプリだと本気で今まで思っていた。

にも関わらず、最近全く捉え方が変わった。

きっかけは、エンジニア向けのオンラインサロンで強強エンジニアと喋る機会があったときである。どうやって集客をするかという話になり、その強強エンジニアには圧倒的な人脈があると言っていた。そして、そんな人脈はライブ配信で手に入れたと教えてくれた。それを聞いたときに、私は少し信じられなかった。

私も昔ニコ生していたこともあったし、マッチングアプリとかでネットを通じて人と交流した経験もあったが、本来全く接点のない人間同士が関係性を続けるというのは至難の技であるという事を理解していたからである。

だから、仮にライブ配信したとして一期一会の人が増えるだけなんじゃないかと思っていたので、質問してみたら青天の霹靂の様な返答が返ってきた。

「いや、毎日やってるから。」

正直言葉が出なかった。そして、自分の中で物事の道筋が理解できた。

人間には単純接触効果と言われる心理効果がある。定期的に接することだけで好感度が増すという心理効果である。CMをずっと見せられていると何となく好きになる様なやつである。

まさに、この強強エンジニアさんはそれをやっているのだと思った。

私もYoutubeで有名実況者のライブ配信を見るが、決まった日時にやっているわけではなく突発でやっているのを見るぐらいで、あくまで動画の延長線上の気分でいた。しかし、定期ライブ配信となると話は違う。そしてそれが少数になればなるほど話は変わる。

少数定期ライブ配信ともなれば、いつもあの時間に行けば会って話せる人という扱いになり、動画の枠を飛び出て、学校の様なリアル生活の繋がりになってだろう。

つまり、少数定期ライブ配信は確実に人脈ができるのだ。人によってはそれをビジネスに繋げたりすることができるという仕組みだ。この事実を知ってるか知らないかの差はデカい。


ライブ配信アプリspoon。基本顔出しなしの音声だけに特化している。

そんな事を考えながら、ふと早朝に目が覚め二度寝できなかったのでspoonというライブ配信アプリを入れてみた。 

そこでもまた、青天の霹靂の様な衝撃を受けた。20代前半の小娘が朝6時から配信していた。しかも、活動を見ていると毎日しているじゃないか。彼女は、ほぼ毎日朝6時に起きて、配信にきた人の名前を呼び、今日も一日がんばりましょうと来場者に勇気づけていた。

衝撃である。もうこれは完全に労働じゃないか。

衝撃は止まらない。夜に10代後半の子が配信をしていたので聞いてみたところ、サムネイルの話をしていて、どうやら銭投げのお金で、絵師にお金を払い書いてもたっていて構図考えるの楽しいと言っていた。

もう衝撃を受けすぎて、放心状態になりかけた。

岡田斗司夫が提唱する評価経済社会の本


Youtuberの岡田斗司夫が「これから資本経済から評価経済に移る」と提唱している。

評価経済とは、評価つまりフォロワー数によって、経済レベルが変わるという話である。

今までの資本経済では、資本(つまり金と土地と設備)をもっているものがよりお金持ちになる世界であり、この世界ではお金が基本単位になり、この基本単位を巡って人は大変な労力を費やす。

これから始まる評価経済では、評価(つまりフォロワー)をもっているものがよりお金持ちになる世界であり、この世界では信用が基本単位になると言われている。

もちろんお金という概念は完全になるくなることはなく、少しずつ置き換わっていくという話である。

私はこの話を知っていたが、聞いた段階では理解できてなかった。そして、「まぁ別に俺はフォロワーとかいなくても普通に働けばいいしなぁ。てか、フォロワー増やすのってそんな簡単じゃないし。無理ゲーだろ。」っと思っていた。

そんなことをぐちぐち考えながら、行動もせずに言い訳ばかりしていた矢先にライブ配信という世界を知ってしまったのだ。

自分の一回りも年下の小娘が少数定期ライブ配信という労働をして、その対価の投銭で絵師に有償で依頼している。
しっかり評価で経済を回しているじゃないか。
俺の目の前で評価経済社会が動いているじゃないか。

私は、ライブ配信というものを侮っていた。いや正直に言おう。ライブ配信は、寂しい暇な小娘共にモテないおっさんが集るような近寄りがたいコンテンツだと思い、下に見て馬鹿にしていた。だれが、こんなアプリ入れるかよ。俺は幕末志士さえ見れればそれでいいんだと思っていた。 

蓋を開けてみればどうだろう。

完全に馬鹿なのは自分だと思う。
散々評価経済の話を知っていたのに一ミリも理解できてなかった。
偉そうに喋っといて何も見えてなかった。

もう私は「今後、新しい概念が出てきも馬鹿にするのはやめよう。」と心底思った。
そして、ひとまず試してみるのが大事だと心の底から思った。

今思い返せば、私はpaypayしかりUberEatsしかり盛り上がっているのを尻目に、情報だけはしっかり仕入れて、行動に移さなかった。さすがに変わらないといけないのかも知れない。

最後にもう一度だけ伝えておく。

ライブ配信を馬鹿にしてはいけない。

以上。


いかかがだったでしょうか。
3日で飽きる私がnoteを続けている理由はここにあります。

私が将来ライブ配信をするかどうか分かりませんが、きっと労働という文字が出てくる時点でもうかなり厳しい戦いが強いられると思います。

ライブ配信をしている彼らは、労働という側面を一切表に出さないというか、その様なやましい考えなどないだろうし、もし儲けてやろうという感情をちょっとでも持っていたら、視聴者はすぐわかります。そして、その様な輩には銭投げしないでしょう。

なので、ライブ配信を検討している方はそこら辺よく考えてからどうぞ。
というか下準備なしでいきなり始めても誰も来ないのが現実です。

この情報革命によりまた一歩人類は、いい子ちゃんになる様に進んだのかも知れません。いい子ちゃんばかりだとみんな平和でいい社会なのかも知れません。ただ、裏では評価という刃を各々に突き立てて成り立っている様な何ともディストピア感がある世界な様な気がします、、、

もちろん、みんながみんなライブ配信をする必要はないです。資本経済と評価経済への移り変わりというのはゆっくり変わるので、みんな対応できる様に政府は管理すると思います。

なので、私みたいな何かと敏感な人だけが「わーわー」喚き散らしますが、別に相手にしなくても問題ないと思います。しかるべきときに、しかるべき人が教えてくれますのでそのときに、その人を信用して移ればいいと思います。

あまりに衝撃的だったので、居酒屋で後輩相手に2時間喋り倒してしまいました(笑)

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