『ハングリー精神』ってホントそのまんまだね
ぼくにとって今日はめずらしいことにランチを食べた。
これはホント、滅多にない。
なんで今日なんだと言われれば・・・成人マンガ家の妻がイベント参加のために東京に行ってしまったから。今日のイベントは普段の商業誌とは別で、趣味でやっていた同人誌の方。仕事だけでやっているだけでなく、趣味としてもマンガを描いているのってすごくいいと思っている。
ただ、いつもならぼくが休日の土日はその妻とカフェに行っていることが多いので、その土日に妻がいないのは時間を持て余しる感が強くてどうしていいのかちょっとよくわからない。
「習慣」って、やっぱり怖い。
ぼくの中で食事とは「暇つぶし」の一種で、暇だと何かを食べてしまう。
それは別に悪いことだとは思っていないんだけど、普段は昼間にしっかり食事をするということがほとんどないので、ものすごく新鮮。そしてものすごく違和感。
しかも一人でとなると、居酒屋に飲みにいくことはあってもランチをとなると
レア中のレア。
今の場所に引っ越してきてからまだ数ヶ月。行ったことがないお店も多いので、Googleマップでカフェやらランチのお店を探してふらり一人旅に出た。
当たり前だけど、めちゃくちゃ新鮮な気分だ。
ぼくは歩くことをまったく苦にしない。暇な日だと、気づけば1日で10kmぐらい平気で歩いてしまう。どんだけ暇してんだよって話なんだけど。
それで妻とだとなかなかいけなさそうな駅から遠いカフェにフラフラと歩いて行ってみた。
ちょうどランチタイムだったので、メニューにあったオムライスを注文。
ここで躊躇なくオムライスを頼んだ理由を知りたい方は↓↓の記事をご覧ください。
そのオムライス、とってもおいしかった!
おいしかったんだけど…やっぱり慣れないことはしない方がいいのかもしれないw
というのも、食べた直後に「怠さ(だるさ)」が襲ってきたんだよね。
体の怠さもさることながら、精神的な怠さがとにかくすごい。
ぼくは普段から意識的に胃に負担をかけることを避けているんだけど、今日は暇すぎてやらかしてしまった感がある。後悔はしていない。なぜならオムライスがおいしかったから。
結局のところ、期待値<満足度であれば何も問題はない。胃に負担がかかろうが、有意義な時間が過ごせたと思ればそれでいい。
人生においてこういう時間の使い方ができることが重要なんだと思う。
なんだか意識高いことを言っていると見せかけて、その実態は
「ぼくは今日、ランチを食べました」
というだけの話。その話に実に1000文字を費やしました。付き合わせてしまったあなたにには「本当にごめんなさい」しかない。
ランチを食べましたって話はそのくらいにして、本題に移ろうと思う。
ランチを食べた直後は美味しかったという満足感と幸福感に満たされたものの、数分後には「怠さ」が襲ってきて、さらには何もしたくなくなってしまった。
いや、特にすることなんてないんだ。ないんだけど・・・なんだろうな、「何かをする」という活力がなくなってしまったんだよね。
これは普段ランチなんてすることがなくて味わったことのない感覚で、お腹がいっぱいになるってこういうことなんだなって実感した。
ぼくがランチを食べないっていうのは、つまり満腹になることがないってことなんだけど、特に仕事に行っている平日というのは眠気に襲われないためにそうしてるっていうのが大きい。
お昼にランチをしてお腹いっぱいにしてしまうと、午後からとんでもない眠気に襲われてしまって仕事がはかどらない。なので、むしろお昼休みがムダな時間だなとさえ思っている。
ぼくはズボラな人間だし怠慢な性格なので、お昼休みにゆっくりしてしまうと逆に午後からのスタートがなかなか切れないのだ。
そういうこともあって昼休みはもっぱらナッツをひとつまみしか食べていない。
そんなぼくはお腹いっぱいになった途端、恐れていた事態に陥る。そして本日、それを実感することになった。
お腹がいっぱいになるというのは満腹になる、つまり満足感を得るということ。
満足した人間は、他の満足感を得るような活動をしなくなる。
「ハングリー精神」とはものすごく的を得た表現で、まさにハングリー(空腹感)が人間の活力になるんだなって実感した。
何かに活力を注ぐには何かに満足してちゃダメなんだね。
身をもって実感したよ。そういう気づきを得られってことが今日の収穫。
ランチを食べると自分がこうなるという性質を知れたというのは大きい。
実は本日、二記事目となるnoteを書いている今はきっとワインのアルコールのおかげだろう。ブーストがかかっている状態だから。
それもこれも妻が東京に行ってしまったから。中学1年生の娘には妻が夕食を準備してくれていたのでほったらかし。お父さんとしては失格かもしれないけれど、言い訳をすると誘ってもついて来てくれないってところ。
今宵は少し暖かい。
酔い覚ましにはちょうどいい気候なので、ここから自宅までは歩いて帰ろうと思う。帰ってから娘に「ウザ絡み」して嫌われないように気をつけなくては…
じゃあ、またね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?