宇宙(そら)から見る空っていう不思議
朝から…ものすごい物を見てしまった。このとんでもなくセンスのない表現で本当に情けないが、これ以外に言葉が見つからない。
本当は妻のniko先生に即座にLINEを送ったんだけど、こっちはもっとひどくて「ヤバすぎる」とかいただけ。
毎日noteを書いておきながら、そんな言葉でしか表現できないなんて、なんと進歩のないことか。
いやそんな事はどうだっていい。とにかくぼくはこれを見て出勤途中なのに涙を流しそうになった。
宇宙滞在中の前澤さんがtwitterとInstagramに投稿された動画。こんなの卑怯だ。SF映画で宇宙空間が出てきても感動するぼくが、本物の地球の動画を見て平常心でいられるわけがないじゃないか。
ありがとう前澤さん。
これを見たぼくが最初に思った事。
地球って本当にまんまるなんだ
知ってる。みんな知ってるよ。
だけどさ、この動画でずっとグルグル回ってる地球を撮ってるのに、ゆがみひとつないんだよ!?
なんでなんだ。
なぜ君はそんなにもまんまるなんだ。
いや、本当に表現力が乏しすぎる。まるで5歳児のようだ。でもそのぐらいに純粋に目を丸くして見つめてしまった。
それを見た後、ぼくはふと空を見上げた。青く晴れた空だ。そしてその向こう側に、前澤さんが居る宇宙がある。
この青い空の向こう側に、もう一つの宇宙(そら)があるなんて、なんとも不思議だ。
宇宙自体は、数十年前に比べてものすごく身近になった。現にこうやって民間人の前澤さんが宇宙に行って動画を地上のみんなに見せてくれる。
考えてみたらすごい事だよ。
でも、実際に宇宙に行ったことがある人間はまだまだ少ない。映像や写真ではよく見るようになってはいるものの、現実味があるかと言われればそんなことはない。
ただなんとなくこの空の上には宇宙があって星が輝いていて、月がいつも見える。それを当たり前のように思っているぼくたちだけれども、こうやって何かをきっかけに宇宙の存在をしっかりと考えみた時、どれだけ壮大なんだと感じることってない?
ぼくは宇宙を頭の中で想像してみた時、果てしなく続いている宇宙の姿に圧倒されてしまう。地球は丸いから、たとえ飛行機に乗って空を飛んだとしてもぐるっと一周したら元の場所に戻る。それも理論上だから、実際に乗ってぐるっと回るだけでも途方もないのはわかっている。
だとすればなおのこと。宇宙とはどこまで続いているんだろうかと、考えてもわからないことを考えてしまって自分の意識がどこかにぶっ飛んでいってしまいそうな気分になるのだ。
今日、前澤さんの投稿を見た直後にぼくは重大なことを思い出してしまった。
昨日のぼくのnoteの記事だ。
タイミング悪すぎるだろ、前澤さん。
歩道橋の上からは、それまでに見たことのない景色が広がっている。下だけじゃない。その角度から見える景色というのは、下界の歩道を歩いているだけでは味わうことができないんだ。
歩道橋ごときの高さから見た景色でどんだけ感動してるんだよ。歩道橋を熱く語ってる場合か。昨日の記事を抱いてブラックホールがあったら入りたいわ。
地上から見た宇宙はいつも一面が真っ黒で、視界の端から端までを占拠している。まさにどこまでも広がっている。
ところでさ、なんで昼間は青空なの?
深く考えたことがなかったけど、もしかして常識かな。夜はあの青い空が透き通って、宇宙が見えるのかな。当然だけど夜にだってあの昼間見ている空自体は存在するはず。なのに夜になると昼間のあの空がなかったかのように真っ暗な宇宙が見えて、星や月が見える。
不思議だなー・・・宇宙って。
地上から見た宇宙は果てしなく広い。
だけど前澤さんの動画(宇宙)から見た地球はやっぱり青く、そしてまんまるだった。宇宙が不思議なように、地球もやっぱり不思議だな。
あのまんまるくて青い地球の中にぼくらは住んでいる。そしてグルグルグルグル回っているんだ。メリーゴーランドに乗っているのと変わらない。毎日毎日、地球の上でグルグルと回されて、朝が来て夜が来て、そしてまた朝に戻る。
その繰り返しで自分の人生を生きている。地球の上にいるだけではなんとも思ったことのないような人生だけれど、宇宙から地球を見たらぼくならどんなことを思うだろうか。
ちっぽけだと思うのかな。それとも地球って美しいんだと思うのかな。
そんなこともまた行ってみなければわからないような、考えてみたってどうしようもない想像の世界だ。だけどきっとこれから数十年後、人間は当たり前のように宇宙旅行をしているんだろうな。
だってそうでしょ。今からほんの何十年か前は本当に宇宙に行けるのかどうかすらわからなかった。
ぼくたちがあまり知らないだけで、もう何人もの人間が宇宙に飛び出している。宇宙ステーション(駅)だってある。あとは人を乗せて飛ぶだけ。
言ってて思ったんだけど、もしかしたらリニアモーターカーが日本に普及するよりも先に、宇宙旅行ができるようになっちゃうんじゃない?
そんなの笑い話にもならないよ。宇宙から見たらただの丸い球体で、しかもその中でもごくごく小さい日本という国の中を走る乗り物の普及が、もう何十年も遅れている。その一方で、民間人が宇宙に飛び出したんだ。
リニアモーターの停車駅をどこにするかとか、そんな小っさいことで揉めてる場合じゃない。いっそのこと作る気がないなら諦めちゃえばいいとさえぼくは思う。
新幹線の速度を速めていったら、その内リニアモーターカーに追いついちゃうんじゃないだろうか。
いや、別にぼくはそんなことさえどうだっていいんだ。
この見上げた宇宙の壮大さに比べたら、リニアモーターカーで東京と大阪を行き来するとか、そんな小さいことは気にもならない。特に用事もないし。
歩道橋に登って感動してしまっているようなぼくが、もしも宇宙に行ったとしたらどうなってしまうんだろう。
でも前澤さんの訓練は大変そうだったしな・・・
それにまだまだぼくは地球上で味わえる幸せも満喫できてはいない。
ぼくが生きている間は、この地球から見上げている空と宇宙が神秘的でいいのかもしれないな。
じゃあ、またね
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