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上を見ると別の世界があらわれる…いや、これ本当。

通勤などしているいつもの道で上を見てみたこと、ある? 
空もあまりマジマジと見上げたことがある人は意外と少ないんじゃないだろうか。だって空って当たり前のようにそこにあるじゃん?当たり前だけど。

地球は空に覆われていて、空があるから地球がある。地球があるから自分がいる。そういう当たり前のことって、あえて見ようとはしないもんだよね。


でもね。ぼくは上を見上げるのが好き。
上ってほとんど見たことないから、実はいろんな物があることに気づく。なんでもないような物でも、けっこうおもしろいんだよね。

例えばマンションのベランダに設置された衛星アンテナ。
古いマンションとかなのかな?共同の衛星アンテナがないのか、各部屋のマンションにいくつも丸いお皿状のアンテナが設置されていて、全部同じ方を向いているんだよね。知ってた?衛星アンテナ(BSアンテナ)って全部「南西」を向いてるんだって。なんか面白いよね。道に迷った時の目印になるかも!?
「衛星アンテナが設置されてるような街中ならGoogleマップ開けばいいじゃん」
てのは言いっこなしで願いたい。

それから、高いところで作業する人。
「あんな高いところで仕事するの!?」みたいな人を見かけることもある。ぼくが上を見上げなければ、その人は誰にも見つからずに作業をしていたかもしれない。そういう人を見ると頭が下がる。自分だったらめちゃくちゃ怖いよなー・・・とか考えちゃって。「ありがとう、気をつけてね。」って言いたくなるよ。

あと、建物に設置されたナゾの物体。あるんだって。これ本当だよ。「あれはなんなんだ…」って形をした物がね。想像したって、何のためについているのか?なぜあんなところに設置してあるのか?全然わからない。通勤時の朝に見つけると、職場についてから気になって1時間くらい悩んでしまう。

まだあるよ。。カラスとか。カラスもね、すごい高いところにいたりするんだよ!?ビルの屋上とかにね。すっと止まってたりする。しかも10羽近く一緒にいたりとかして。そんなの興奮するでしょ!?…しないか。
ぼくは割と鳥を見るのが好きだから、なんか面白くてね。「あの子あんな高いところで何考えてるんだろ…」とか思っちゃう。「あんな高いところにいたらどんな気分かなー」とか。まぁ変人だよねw
自分でもそれはわかってる。


他にもたくさん、あんなところに窓ついてたのか!?とか、あんな高いところに看板ついてたっけ!?とか。

とにかく自分の頭上には自分の知らない世界が広がってる

そんな風に見たことないでしょ?

もったいないと思うよ。だってきっと視界には入ってるんだし。それでそこに注目しただけで世界観が広がるんだよ。ぼくはね、そういうの知ってるから特に知らないところに来たときは積極的に上を眺める。前はさ、歩いてれば自然に視界に入るけれども、上は意識的に見上げないと見つからない。
そういう「誰の目にも触れることがなかったもの」を見つけた時の優越感たるや。
だって誰も知らないんだよ?すごく得した気分になる。

そこには地上にいるあらゆる人たちとは別の世界があって、その空間だけの営みがある。ある種の古代遺跡的な神秘がそこには広がっているんだよ。すごいでしょ。
「忘れ去られた世界」もしくは「まだ見ぬ未知の領域」だよ。


この自分の頭上の世界は大袈裟かもしれないけど、でもきっと気がついていないだけで存在している物とか空間とかたくさんあると思う。
視界に入っていたり、いつも通っているとこだったりして、気がついていないのって、ものすごく損していると思うんだ。

そこにある物とか、生き物であるとか、存在しているものを見つけてあげることによって、その物にも価値があるんだって思えるかもしれない。

自分の人生でもそれらを知っているのと知っていないのとでは、きっと何かが違うと思う。価値観が広がったり、新たな発見があったりするわけだ。
そうすると人生も変化したり、自分の歴史を帰ることだってあるかもしれない。

そういう妄想も、あっていいと思うんだ。

あなたもぜひ、誰もしらない、あなただけの世界に早く気づいてあげて!


じゃあ、またね。

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