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いいたいことはわかるけど

物議を醸しているのを、少しおくれて知ったのですが、、、

うん。乗車拒否、、ではないよね。

たぶん『公共交通機関なのにバリアフリーが進んでいない苛立ち』とか『車いすだと1ヶ月前から入念な下調べをしないと旅行に行けないことへの苛立ちと不公平感』とか、これまで味わってきたであろう車いす生活の不自由さを知るかたがたにしかわからない想いがあるんだろう、と想像します。

しますけど、記事の端々に『障害を持ってる人を助けるのは当然』みたいな傲慢さが滲んでいる、滲みすぎてるなぁ、ともやもやするんですよ。

わたしも持病の合併症で、杖が無いと歩けない状態になることがたびたびあるんですけども。

そんな時、公共交通機関を利用しなくちゃいけないってなったら、今の時代スマホで調べますよ、そりゃ。

この駅はエレベーターやエスカレーターがここにあるから、何両目に乗って、いや、そこから次のエレベーターやエスカレーター遠い!とか、そもそも無いこともありますし。残念なのは途中少しだけ階段とか。

わたしの場合は車椅子じゃないので、階段でも、手すりや杖に助けてもらって、なんとか移動できます。

車いす生活の不自由さは、本当のところわからない。実際にやってみたことないし。

この記事に対して、コメントしてる多くの方々は、別に車いすユーザーは旅行するなとか言ってるわけじゃなくて、100kgを超える車いすを運ぶ手段が人力しかなく(階段しかないのはご自分でもご存知でしたよね)JR職員さんが、長々といちゃもんをつけられたうえ、重い車いすを運ばされ、挙げ句の果てには『乗車拒否された』といわれてる、なんか理不尽だよね。ってことですよ。

バリアフリーとか、もっとこうしたらみんなが暮らしやすくなるよね、といった問題提起はどんどんしていくべきだし、していきたいけど、今回の件からは発展的な話し合いをしていく空気にはならないのでは?と思いました。