「何も無い」は新しい自分への扉　田舎暮らしがくれたもの

2024年11月15日 14:54

何も無い田舎に来たからこそ、〇〇した

エステもアロママッサージも無い。

今まで楽しみにしていたリフレッシュのためのご褒美はどうしたら良いのだろう…

無いから自分でアロマセラピーの資格を取った。

無いなら自分が出来るようになれば良い。

クレイセラピストの資格も取った。

自分で自分を癒してリフレッシュするようになって、人を癒せるようになった。

ウィンドウショッピングに行けるところもない。

だからネットを駆使して得意になった。

自分もネットでお店を開けるようになって、ショッピングを楽しませる人になれる術を知った。

ゆっくりお茶するところもない。

だからおうちにコーヒーマシンを買った。
ハーブの資格も取って、ハーブティーにも詳しくなった。

家でゆっくりくつろげることを知った。
いつか地元の人がゆっくりできる場所を作りたいと、新たな夢が出来た。

外で働けないから、外とかかわりを持てるようにSNSを使えるようになった。

普段は出会えないような新鮮な出会いと気の合うお友達ができた。

家にいることが多いから、綺麗な景色を眺めたくてガーデニングを始めた。

苦手だった植物や土いじり虫たちと仲良くなれた。庭つくりの愉しさと大変さを知った。

イチバン良かったのは、何も無いが感性を磨くと知れたこと。

ただ流れゆく雲を見つめ、四季折々の自然の移ろいを楽しみ、小鳥たちのさえずりを聞き、虫たちの声を聴き、
何も無いがゆえ、あるものをじっと見つめ、感謝し、ありがたさに気づける。

かつては絶望に感じた何もないは視点を変えれば幸せの元だった。

視点を変えると、幸せが訪れる。

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