小学校での付き添いー小学1年〜3年前半
いま考えたらおかしな話ですが、支援級判定に背いて通常級に入れようとしたうちに対する小学校側から出た入学の条件が、
「自分で支援員を探して終日つけること」(学校側は1銭も出しません🤣)
でした。でも支援員さんが見つからなかったので、わたしが終日付き添うことになりました。
朝、一緒に登校し、ずっと学校にいて、一緒に下校。
終日付き添うのはほんとに大変でしたが、息子が何につまずくのか、どこがわからないのかを確認し、息子と先生やクラスメイトとの間に入って通訳ができたことは、いま振り返るととても有意義だったと思います。
また、わたしがクラスの子どもたちと仲良くなれたことは、コンのことをわかってもらう上でよい方向に作用しました。
クラスの子どもたちはわたしに、まっすぐ疑問を投げかけてきました。
「どうしてコンくんはお母さんがついてくるの?」
「どうしてコンくんはいつもひとりでお話ししてるの?」
どうして、どうしての嵐😆
でもそのひとつひとつにていねいに答えていたら、子どもたちはありのままの息子をそのまま受けとめてくれるようになっていきました。もちろんさまざまなトラブルは日々勃発しましたが💦
保護者であるわたしが教室の中にいて、担任の先生はとてもやりづらかったことでしょう。でも学校の中にいた2年半は、わたしたち親子にたくさんの気づきをもたらしてくれました。実際の教室の中は暴れん坊くんたちが何人もいて、コンの存在がかすむくらいにクラスは荒れ荒れでしたけど😅
そして、教室の中にいると、学校というところがどんなところかがよーくわかりました!
ちなみに付き添いは勝手にやめました(笑)。主治医の先生からは「ぼくが意見書を書いてもいいから、付き添うのはやめて。そもそも親が付き添うのはおかしい」と言われ、スクールシャドーに入っていただいていたABAセラピストの先生からも「お母さんが付き添う必要はもうまったくない」と言われていました。
3年生の時の担任の先生が小学校で遭遇した唯一できる先生だったこともあって、3年の夏休みに行われた校長以下、副校長、支援コーディネーター、担任、教育委員会と一同に会する面談で、父親が「9月で付き添いはやめます」と前もって宣言し、付き添うのをやめました。
そうして、まったく出口が見えなかった付き添いも、3年生の前期で突然強制終了となりました。