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20代・東京在住、フィンランド育ち | フィンランドのこと生活のこと、書きます。

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「非」北欧生活 | 01. はじめに

フィンランドのこと書きたい。 そう思ってから2年も経ってしまい、まともに書けずにいた。 どのように何を書けば、、でも書きたい! ずっとそう思っていた。 ぼくはフィンランドで生まれ育ったのに、あまり何も考えずに日本で生活を送っていたら、フィンランドが遠い存在になってしまっていた。 学生の時から長年高円寺という街に住んでいた。昔から懐かしいものや少しマイナーなカルチャーに魅力を感じる自分にとっては天国だった。古着屋、小汚い飲み屋や喫茶店、古本屋、ミニシアター、小さいライブハウス

    • 「非」北欧生活|15. カルチャー好きフィンランド出身がおすすめするフィン系メディアとは?

      ぼくが日本にいながらも、フィンランドのメディアを使っている時間が年々増えている気がする。特に、ポッドキャストが好きで家にいる時は大体何かを聞いている。この間嬉しいことにリクエストをいただいたので、フィンランド関連の日本語メデイアも含めて、ぼくのおすすめを色々と紹介しようと思う。 ポッドキャストkaverin puolesta kyselen  ー フィン語難しさ度 ★★★★☆ ここ数年間フィンランドのポッドキャストランキングのトップに入っている番組。ぼくも約3年前に聴き始め

      • 「非」北欧生活|14. 久しぶりにめちゃくちゃフィンランドな体験をした話

        moi! 勝手に先週投稿を休んでしまったクーです。 すみません。頑張ります(笑) 春がやってきて、街中マスク姿もゆっくりだけど減りつつある。そして、何よりも観光客の姿が久しぶりに見られるようになった。コロナ前こんなだったよねー、みたいな、不思議な気分。 そして、なんと3週間前にフィンランドの知り合いからインスタで連絡が来た。「再来週日本に行くけど、桜まだ咲いてるかな?」と。日頃「非」北欧な生活を送っているぼくはつい気合が入ってしまい、「フィンランドコミュニティの花見がある

        • 「非」北欧生活|13. ぼくが長年住んでいない国の選挙に行く理由

          もい。 久しぶりにフィンランド大使館に行ってきた。 大使館に行く用事が数年に一度くらいしかないので、毎回なんだかワクワクしちゃう。日本なのに、フィンランド人のスタッフがいてフィンランド語で接客されるという、ちょっとした非日常体験。 今回大使館を訪ねた理由は、議会選挙だった。成人してからずっと住んでいない国の選挙に行くのは少し不思議な気分になる。ほんとにいいのかな…?みたいな。自分の未来のために、というより、フィンランドにいる家族や友人のために投票する。恥ずかしながら政治の

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        「非」北欧生活 | 01. はじめに

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          「非」北欧生活|12. フィンランド出身のぼくとサウナの関係について

          フィンランドと言えばサウナ。 ここ2年の間、本当によく耳にするようになった。「サウナでととのってきた」とかね。笑 特に、自分の周りにいるような、カルチャー好き人間?(ごめんなさい、呼び方分からないけど伝われ)にはサウナ好きの人が多いように感じる。銭湯が好きな人も多くてよく話題に出てくる。でも実は、銭湯好きの街高円寺に長く住んでいたフィンランド出身のぼくは、つい最近まで10年間もサウナに入っていなかった。 家のサウナ  日本のお家にお風呂があるように、フィンランドのお家にも

          「非」北欧生活|12. フィンランド出身のぼくとサウナの関係について

          「非」北欧生活|11. 住んでみないと分からないフィンランドのリアル vol.1 

          最近、フィンランド出身の自分でも、フィンランドのイメージや母国に対してのアイデンティティが考える視点によって変わるな、、とふと思ったことがある。日本にいて、日本の友人とフィンランドのお話をしたり、メディアなどに影響を受けているのが今の自分。もう一人の自分は、フィンランドに暮らしていた時の感覚でフィンランドを思う時の自分。  日本人のフィンランドのイメージが間違っているとはあまり思っていない。むしろ、意外と合っていることに驚くことが多い。北欧にもっと興味をもった、フィンランドの

          「非」北欧生活|11. 住んでみないと分からないフィンランドのリアル vol.1 

          「非」北欧生活|10. ぼくの北欧生活事情

          もいー。 「非」北欧生活が10回目まで来てしまった。フォローしてくださる方も、ゆっくりだが、増えてきたことに感謝感謝。 最近、少しモヤモヤしてしまったことがある。 それが、このブログを始めた理由:自分らしい北欧生活を見つけること。季節に合わせてフィンランドの文化を紹介したり、思い出話をしてみたり、今まで無知であった文化に詳しくなって新しい気づきもたくさんあった。ただ、このブログは北欧を紹介することより、自分の生活の北欧的な部分を引き出すためのプロジェクトだったな…、なんか違

          「非」北欧生活|10. ぼくの北欧生活事情

          「非」北欧生活|09. そりすべりの日とは…?北欧の伝統的なイベントをIKEAで楽しんできた

          hej! 今日はなんと、IKEAのフードコートに来てこの投稿を書いている。ドリンクバー120円、店内が広くて混む心配もない。勉強している学生やパソコンを開いて作業している人もちらほら。ベリージュースを飲みながら、「非」北欧生活ブログを書いているなんて、もう「非」の部分を無くしてしまいたいくらいだ。 今日はちゃんと理由があり、IKEAに足を運んでみた。それは、フィンランド語で言う、laskiainen (ラスキアイネン)、北欧のイベントを満喫をできるのではないかと思ったから

          「非」北欧生活|09. そりすべりの日とは…?北欧の伝統的なイベントをIKEAで楽しんできた

          「非」北欧生活|08. フィンランドのバレンタインは友達の日

          ぼくはバレンタインデーに少し苦手意識を持っている。クリスマスを初め、バレンタインデーも、恋愛、そして何よりも男女のイベントにする必要がなぜあるんだろうと思ってしまう。自分はノンバイナリー(性自認が女でも男でもない、自分の場合は曖昧)であることもあって、パートナーがいたとしてもお互いにバレンタインを渡すタイミングを迷いながらスルーしてしまったこともある。もちろん、大切な人のために何かをやってあげる、一緒に特別な時間を過ごす意味ではとても素敵だと思う。 そうやって、バレンタイン

          「非」北欧生活|08. フィンランドのバレンタインは友達の日

          「非」北欧生活|07. フィンランドの実家からの荷物

          まだまだ「非」北欧生活が続いている今日の頃。もう少し自分の暮らしに北欧を欲しくなってきたところで、実家から荷物が届いた。距離もあり、あまり頻繁に送ってくることはないので、クリスマスのように毎回ワクワクしてしまう。そして、今回はいつもより少し重たい箱が届いた。その中身を紹介していこう。 Fazerのチョコレート ぼくは、とにかくフィンランドのチョコが大好き。濃厚で甘いファッツェルのチョコは、小さい頃からよく食べていた。実家の近くにファッツェルの工場もあり、小学校の頃は見学し

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          「非」北欧生活|06. フィンランドをもっと好きになるプロジェクト

          もい。 なんと、「非」北欧生活を初めて1ヶ月が経った。今回は、自分の思いや今後やりたいことについて考えてみようと思う。 まず、お正月を抜いて、1ヶ月も休まずに書き続けたことに少し驚いている。別にすごいことではないが、自分の性格的には、「決まった日に何かをやる」のが割と苦手なのだ。北欧という広いテーマであっても、毎回ネタを考えるのはやはり大変だったりする。書きたいことやアイディアがたくさんあっても、時間をかけたいテーマが多いため、中々書けていない。 文化の違いに敏感になった

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          「非」北欧生活|05. 東京で食べるフィンランドのファーストフード「Arnolds」

          ポップなドーナッツがたっぷり入った茶色いArnoldsの箱。子供の頃のワクワクする瞬間10位の中には間違いなく入っている。 日本にもアーノルドの店舗があると知ったのは、 6年前くらいに吉祥寺をぶらぶらしていたら、たまたまお店の前を通った時だった。正直、それまではフィンランドの企業だということすら知らなかった。見た目が鮮やかで、ジャンキーなアメリカンドーナッツ!というイメージが強かった。 今回は、6年ぶりに吉祥寺のアーノルドへ向かった。実店舗はなくなっていたが、東急フードシ

          「非」北欧生活|05. 東京で食べるフィンランドのファーストフード「Arnolds」

          「非」北欧生活|04. 心まで温まる靴下の話

          このプロジェクトを初めてから、自分の暮らしや生活のフィンランド的な部分を色々意識し始めた。あまり気にしたことなかったけど、実はフィンランド文化だったなぁ、みたいなところがいくつか見えた。今回は靴下の話をしようと思う。 日本ではそれほど馴染みのない、villasukka(ヴィッラスッカ)毛糸の靴下。子供の頃から今まで、冬を乗り越えるための必須アイテムとして愛用してきた。少し調べたら、ルームソックスとして日本の編み物サイトなどに載っているのをよく見かける。確かに、家でスリッパ代

          「非」北欧生活|04. 心まで温まる靴下の話

          「非」北欧生活|03. 少し苦手だったフィンランドのお正月の習慣

          お正月は一人で過ごすことが多い。 昼間からお散歩して、帰りにスーパーに寄って好きな食べ物を買う。実家に電話して、映画などを観ながら年を越す。一人で新年を迎えるのに少し苦手意識あるが、嫌いではない。東京は多くの方が地方へ帰省し、普段騒がしい街が静かになるのがとても好きだ。 フィンランドで過ごしたお正月の思い出は真逆。大晦日は家族と過ごすよりかは、友達と飲んで馬鹿騒ぎするイベントになっている。個人が花火をスーパーなどで購入できるのはお正月の時期だけ。法律的に花火を上げて良いとさ

          「非」北欧生活|03. 少し苦手だったフィンランドのお正月の習慣

          「非」北欧生活 | 02. ちょっとだけフィンランドを味わうクリスマス

          東京で過ごすクリスマスは未だに慣れない。 12月に街中がクリスマス雰囲気になって、25日がすぎるとクリスマスツリーや飾りが片付けられる。(この投稿も26日になってしまった事に、少しドキドキしている)もちろん、日本のクリスマスはいわゆるコマーシャルクリスマスであり、バレンタイン、ハロウィンなどと同じく企業がイメージを作ったイベントだ。人によって過ごし方も感じ方も違うと思う。でもフィンランドの人にとってのクリスマスは、もっと深い、精神的な意味を持つイベントである事には間違いない。

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