人間椅子 G'Fes DAY2 2021年10月10日 車山高原(長野県茅野市)
2021年10月10日(日)
人間椅子
G'Fes 2021 DAY2 Grandeur HR/HM DAY~ 壮大なハードロックとヘヴィメタルの競合 ~
車山高原SKYPARK RESORT特設ステージ
16:26〜17:12
セットリスト
SE 此岸御詠歌
1.夜明け前
2.神々の行進
MC
3.無情のスキャット
MC
4.芳一受難
5.相剋の家
MC
6.至上の唇
7.針の山
何と7曲も演ってくれました!!
楽しかったです✨
以下感想等。
MCの内容などは大体こんな感じということで、抜けや表現の相違が多々あると思いますがご容赦下さい。
前のPUNISHさんが15:55頃に終わり、人間椅子は16:10からの出演予定だったのですが、セッティング・サウンドチェックにかなり時間がかかり、色々な曲で音合わせしてくれたのでそこだけでも楽しかったです。
最初にノブさんが出てきてドラムのセッティング、次いで鈴木さん、最後に和嶋さんが出てきてセッティングとサウンドチェック。
夕方になりどんどん霧が流れてきて気温が下がってくる中で、鈴木さんは裸足だわ和嶋さんはすでに襷掛け済みの腕むき出しだわで、寒そうだな〜と思って見ていました。
《サウンドチェックで一部のフレーズを演奏した曲》
・夜明け前
・月夜の鬼踊り
鈴木さんしばし歌う。
これを聴いた近くの一般のお客さんが「癖が強い…」と笑ってました。私もそう思います(笑)
・疾れGT
ここで和嶋さんが「ギターを変えよう」と言って梟のSGから勾玉のSGに変えてました。
・なまはげ(ちょっとだけ歌った気がする)
・杜子春
確か和嶋さん?が「リフ合わせします」と言ってた気がするのですが、イントロが終わってリフに入る箇所からを相当長く演っていました。
結局本編では演らなかったという(笑)
・宇宙海賊
これも確か相当長いことサウンドチェックという名の演奏(?)をやってました。我々ファンが合いの手も入れた気がする(笑)
・あとどこでだったか、ノブさんの例の「ウォンチュ〜…」もありました。一般のお客さん、声がでかくて(しかも歌うまくて)びっくりしたろうな(笑)
以前のフェスの時もそうでしたが鈴木さんが「髪の毛一本ほど上げてください」「ギターを上げてください」などとPAに何度も言ったりして、実に細かく合わせるんだな〜と。
音へのこだわりが本当にすごい。
なので時間がかかり、サウンドチェックが終了したのが16:25、SEに乗って再登場が16:26となりました。
SE 此岸御詠歌
後半ちょっと省略されてました。
1.夜明け前
イントロを聴いて、夜明け前やっぱりやるんだ!!と思いました。
持ち時間が短いので何となく長い曲はそんなにやらないかと思っていたもので。
終わってみれば今日のセットリストは「苦楽」ツアー延長戦といった感じでしたね。
鈴木さんが踊るような動きで弾いてました。
2.神々の行進
演奏はいつもの通りカッコよく。
もちろん銅鑼ソロもあり!!
ここで我々客側について言うと、今日のフェスは基本みんな座ったまま聴く感じだったのですが、前のPUNISHさんからちらほら立って観る人が出始め、人間椅子ではファンは大体立っていつものライブ同様腕振ったり頭振ったりしました。
動いて暖まりたい気持ちもあり…それほど寒かったのですよ。
「えいえいおう!」とかもう、腕がちぎれんばかりにやりました。
(MC)
鈴木さん「今日は寒い中、ありがとうございます!32年やってきましたが、雲の中で演奏するのは初めてです。
長野の大自然と人間椅子のコラボを楽しんで帰ってください。」
和嶋さん「車やバイクの人がいっぱい来ていました。ぶっちゃけ私もバイクで来ました!楽しかったです!(この霧で)帰りが怖いです。今日は楽しんで帰ってください。
32年やってきて、今年『苦楽』というアルバムを出しました。ぜひお手にとって聴いてみてください。
30年目で『新青年』というアルバムを出しまして、そこからの曲をやります。MVにもなっているので見てみてください。報われない人達の気持ちを歌った曲です。」
3.無情のスキャット
てっきりラストに来るかと思っていたので、ここで?とちょっと意外でした。
曲名を言った時に周りがちょっとどよめいたので、やはりこの曲の存在はここへ来ているような皆さんには結構知られているのかな〜と思いました。
(MC)
ここでノブさんが脱いでました。
「うわ、この寒いのに脱ぐんだ!」と思いましたが、3曲も叩けば暑くなるか…
鈴木さん「先ほど、僕の持ってきたベースアンプが死んでしまいました。心からご冥福をお祈りしたいと思います。
般若心経を唱えましょう…!」
(ベースアンプ…死んじゃったのか…)
4.芳一受難
「苦楽」ツアーで演った回もあったようですが、自分の行った回では聴けなかったので久々に聴けて嬉しかったです。
周りのファンの皆さんも「やった!」という感じだったような。人気曲ですしね。
何しろ霧が出ているので、はからずも曲の雰囲気にマッチした感じになり大変良かったです。お得感…!
特に鈴木さんが歌っている時に顔が霧でちょっとぼんやりしたりして大変Good。
「芳一受難」今からでもこんな感じで不気味な雰囲気タップリのMVを作りましょうや…!と思ったことです。
相変わらずヘッドバンギングな名曲でした。
鈴木さんがステージ真ん中に出てきて足を開いたまま膝の屈伸を繰り返しつつ演奏していたのが面白かったです。
あれは…サービスかも知れない…!?(笑)
5.相剋の家
この曲は意外でした。
「苦楽」ツアーでも演った回はあったようですが、持ち時間の短い中にこの長い曲をぶちかましてくるとは!とびっくり。
でも久々に聴けて良かったなあ。
途中、プレベを立てて弾いている鈴木さんがカッコよかったです。
(MC)
ここでギター、ベースをチェンジ。
ノブさん「イェーイ!!(と確か言ったと思うが…)研ちゃんと和嶋くんがギターを変えるこの時間だけが俺が喋れる時間だぜ!!
知ってる人も知らない人も、大きな拍手で『アニキ!!』と大声で呼んでくれ!」
(大拍手)
ノブさん「野外のライブは久しぶり!ライブがやれるってやっぱりいいね!
俺から一曲、プレゼントするぜ!至上の唇〜!」
(どうもアニキのMCは「!」を多用してしまうなあw)
6.至上の唇
今回時間が短いので、アニキ曲はないかもなあ…と思っていたのですが、やってくれたので嬉しかったです。ありがたい…
「苦楽」ツアーから毎回聴いてきて、つくづくライブ映えするカッコいい曲だなあ、という認識です。
そしてこういうフェスの場では「人間椅子はドラムも歌うんだぜぇ!!(しかも上手い!!)」も一般の人にアピールできるのがとても嬉しい。
間奏ではフロントの二人が向かい合い和嶋さんが座って弾くなど。
ラストのドラムソロは短め。時間押してますのでね…
曲の終わり、和嶋さんこちらに背を向けて背ギターでずっとピロピロと。
おっ…これは「苦楽」ツアーファイナルで聴けなかったあの曲が来ますね…!?
7.針の山
やったあ針の山!
やっぱりこの曲が聴けるのは嬉しいものです。
今回ぶっちゃけお客はあまり多くなく、広い芝生でソーシャルディスタンス取り放題だったため(しかも十分すぎるくらいの風通し)遠慮なくばんばんジャンプさせていただきました。
急斜面になっているためステージとの間に遮るものが何もなく、黄緑色(自分が着ていたフリースの色)の青虫のようなのがハッスルして跳んだり腕突き上げたりしているのがステージから丸見えだったと思いますが(恥)もうええんや…
いや〜楽しい。
いつも通り終盤色々な体勢で弾きまくるフロントの二人。
人間椅子ファンじゃないお客さんたちも人間椅子のライブの楽しさを知ってもらえたでしょうか…
名残惜しくもライブ終了。
「世界一白塗りの似合う男、ベース・鈴木研一!」
「今日も青春真っ只中、ドラム・ナカジマノブ!」
(鈴木さんの和嶋さん紹介言葉を忘れてしまいました…「ギター・和嶋慎治!」だけだったっけ?)
とそそくさとメンバー紹介し、ものすごく素早くステージを去っていきました。
「巻いてる巻いてる!」と思いました(笑)
タイムテーブルでは終わり時間16:50だったのが、もう17:12になっていたのでやむを得ないですね。
サウンドチェックを除くと本編46分だったということになり、やっぱり当初の持ち時間の範囲で演奏したのですね。
今回、想像以上の寒さと想定外の霧でどうなることかと思いましたが、終わってみれば霧がライブにいい味付けとなっておりました。
思い切って来てみて良かったです。
やっぱり野外で観る人間椅子ライブというのはいいものですね。
また野外でやってほしいなあ…
メンバーの皆さんもスタッフの皆さんも、遠路はるばる山までやってきて、この寒くて時間の限られた中いつも通りのクォリティの高いライブをやっていただいて、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました!
寒さと霧という不測の事態の中、しっかり運営・進行してくださった、G'Fes主催者の皆さんやスタッフの皆さんにも感謝します。お疲れさまでした!
そして…早くも次の人間椅子ライブが観たいです!!(笑)
(終わり)