人形と人々と人

人形みたいにぼくら
なんでもできるようになったみたい
誰かのために生きてる、
誰かが動かさなきゃ動かない、動けないぼくら
決められた顔をずっと
何があってもその顔
捨てられるまで
忘れられてもずっとそこにあるまま

捨てられても消えないのに

なんでもできることは幸せ？
そこに幸せはあるの？

幸せとは
誰かのために生きることではなく
欲しいものを誰かにもらえることでもなく
自分のために生きて
自分の意志で動いて
あなたのためになれることだ
自分のしたいことを自分でできることだ