現在、過去未来

君は速攻で逃げるんだもん
堂々と逃げるんだもん
こっちの話に聞く耳をもたないで一方的に遮断してきて
もう関わらない関わってくるなって遠ざけて
忘れるんだもん
いやいやいやちょっと待ってよって、
しつこい人嫌いとか言われても困るよちょっと待ってよって、そんな感じで、ぼくは焦って困って必死に頑張った

そんな2年前のこと
そろそろ笑って話したいよ

君だけが悪いわけじゃないし
君を責めたいわけじゃないけど
勝手に決めないでよ
もっと真剣に生きろよ
すぐに捨てられるものだけで生きるのやめろよってこと教えたかった過去

君はいかれた社会の立派な大人になってた
惰性で生きてるだけの人々の一員にしっかりなってた
真剣に生きるなんて子どもみたいないちいちべらぼうに時間のかかる生き方なんてしないで、
ぼくみたいに真剣に生きてる人を馬鹿にしながら
文句たらたらにのうのうと生きてる社会人に見えた

君は悪くない君は悪くないよ
君を責めたりしないからぼくの話を聞いてよ
ぼくだってただの馬鹿な子どもじゃないんだよ
ぼくだって大人だよ、ただ君らみたいに馬鹿みたいになれないだけだ、大人の人と人として話をしようよ
君もかっこいい大人になってよ

君とぼくとの関係は捨てられるようなものじゃない
逃げられるようなものじゃない
立ち向かえよ

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かえるのひかり(なるせ)
行きたいところにふらっと行きたい、ひとりのひかり暮らし、明日を恐れずに今日を生きたい、戦争と虫歯と宝くじのない世界を夢想してみる。