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個人的な交流が平和志向への背中を押す


永吉の朝活に参加しました。
永吉多読の会のお知らせと日置市で始まったまちのコイン「とっぱ」の登録、前日行った『Book&Cafe 森や』のお知らせ、あとしおり関係。
レッスンが入ることが多く、なかなか毎週というわけにはいきませんが、道中の景色も実際の朝活の場も心地よい空気で満たされる大事な時間になっています。


朝活では基本話を聞く方が好きです。
今日も蝋に詳しい方のお話を聞いてすごく賢くなった気分。
そして、心に残ったのが韓国の方のお話でした。


戦後、戦争関係の教育(反日とまでは言いませんが想像はできます)を受けてきた世代より、戦中実際の当事者だった祖父母の世代の方が日本に対して親和感情をもっているという話。

すごく腑に落ちる話でした。

30年以上も前、帰国子女を受け入れている小学校で6年生の担任をしていた時のこと。
クラスに2〜3人は海外(主にアジア)からのお子さんが在籍している状況で子どもレベルでの交流は反日感情を超えた温かさに満ちた日々だったからです。同じように学び、競い合い、遊び笑い合う、そこには反日教育等とは無縁の日常に溢れていました。

中国から来た男の子は言ってました。
自分の国では、常に日本が戦争中中国に対してやってきたことを「これでもか」というぐらい映像としても流れてきたし、学んできたと。
でも、日本に来てちょっと違うのかなと思ったと。

実際、国がらみの事項が発端となるちょっとしたトラブルもありました。けれど、子どものおおらかな受容力や認知力は、大人が思う以上に容易く乗り越えていくのだなと。
こういった交流の経験をした子どもたちが大人になったら、国際摩擦も少しはマシになるのかなとも感じました。
そして子どもたち同士の個人的な交流の記憶は、字面の平和教育よりもっとパワフルな力を持ち得るだろうと実感する一年になりました。

また会いたいね

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ぴか
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