子どもの学びの前段階
昨日、閉館間際に世間話。(といっても小一時間)「孫に英語を習わせるっていつぐらいがいいのかな?」と聞かれた。歳は私より5つほど上だが、図書館界隈でコミュニケーションの場を盛り上げ、牽引している人。尊敬してる。「早く始めるんだったら親子で楽しむことを目的に。子ども自身が学ぶんだったら小学校中学年からでもいいと思うよ。」と…。
それからの彼女の考えが秀逸だった。
「私も小さいうちは学ぶ前の器を大きくする時期だと思うんだよね。たくさん体験して、後で学ぶことで、あ、こういうことなんだって。そういうのが大事な気がする。」と。
改めてすごい人だなと感じた。
その気づきに至る人は少なく、今はあまりにも直近に目標を置いてしまい他の大切な育ちの過程を疎かにすることって多い。
親子や身近な人との共有体験(自然体験や読書体験がおすすめ)、その中でハッとしたり楽しかったり、悲しかったり。それを自分だけでない、大切な人と共有することで、学びに最も必要な好奇心が培われていく。
子どもはその大切な人から離れていくとき、1人で学びたいと感じ、学ぶ喜びを感じ続けるだろうか。
それはきっと小さい頃の豊かな共有体験に基づいている。
子どもと自然との関わりをシュタイナー教育という側面から捉える
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