馴染みのない言語の本を集中して読むのは難しい
私にも十分経験のあることなのですが
英文を
特に長文を読むとき
内容が上滑りして
何度読んでも頭に入ってこない時があります。
リスニングなんかもそんな側面がありますね…
逆に考えてみると
文章の内容がすんなり入ってくるときというのは
自分自身に読むことへのモチベーションがあって
読む目的がはっきりしている時です。
内容に対する期待感があるときもそうですね。
何か別の場面で読んで英文でも読んでみたい、読む必要性があるという
きっかけがあるということも大きいです。
英語絵本で多読を進めていくとき
子どもはそういうモチベーションや目的意識を
もちにくい存在だろうと思うのです。
特に今英語の絵本を読む必要性はないでしょうし
読んだから何かのメリットがあるとは
感じられないのだろうなと思います。
時々
「日本語で読んで。」とか
「なんて意味なの?」とか
しつこく聞くお子さんがいますね。
(我が家の長男もそうでした。)
曖昧さを嫌うという性格もあるかもしれませんし
わざわざ英文で読むことに意味を見出せないのかもしれませんし
単に面倒臭いだけかもしれません。
(我が家の長男はそうでした。汗)
例えば語数のカウントや
ご褒美シール
だけでは解決できない課題がそこにはあります。
ある程度人生経験のこなれた(!)大人の方が
モチベーションや義務感として
自分をコントロールして読みに入る力量は高いですね。
いずれにしろ
馴染みのない言語の本を読むということは
大人でも子どもでも
大変なことなのだと
まず頭に置いておく必要があります。
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