叱ること
叱ることはとても大事なことであり
むしろ褒めることより
難しいことです。
私も
稀にですが
叱ることあります。
基本的な人権上してはいけないこと
危険行為など
そんなに多くはありません。
多少の賑やかさには
目くじら立てません。
子どもとの活動は緩急あって
生き生きとしてくるものです。
先日もアルコールスプレーを
人に向かってかけようとした子を
こっぴどく叱りました。
また、楽しいからと
子どもに迎合してはいけない場面もあります。
子どもはそんな大人を
大人の叱り方をよく見ています。
けれど
昔の叱り方、叱られ方とは
明らかに違う面があると感じています。
特に叱る側が心しなければならない部分というのが
ありますね。
今の子どもたちは
小さい頃から評価される
環境で育ってきていると感じます。
他人からの評価をとても気にする
そんな面も強くなってきています。
本当はそれがないのが
子どもの良さだったりもするのですけれど。
なので、
人前で叱られることが
自分のプライドを大きく傷つけられたと感じる時
また、叱る側はそうでなくても
自分の存在全てを否定されたと感じる時
叱ることは大きなマイナスの流れを生みます。
それを回避するためには
とにかく
その子との距離を日頃から詰めておかなければなりません。
その子の話をよく聞いてやり
その子の存在を丸ごと受け止める
聞いてくれる大人の言うことを
子どもは聞きますし
受け止めてくれる大人の注意を
受け止められるのだと思います。
最初の時期の
子どもとの関係性ができていないうちに
頭ごなしに叱ったりする行為が
学級崩壊などにつながっていく例もありまして。
上辺だけの関係ではダメなのだと
私自身強く思っています。
けれど、受け止め受け入れる関係性ができると
子どもは心を開いてくれますし
年齢を超えて
心からやりとりができるようになりますね。
こういう良さがあるから
やめられないお仕事だとも言えます。