子どもの注視を促す取り組み
今の子どもたちは、注視、さらに付け加えると注意深く聞く力も低下していると思います。
前回述べたように情報過多な現代、大人と比べても取捨選択が未発達だからこそなのです。
多読音読でぼんやり読みが一番効率が悪いので、いくつかの視点で子どもたちの集中度をあげる取り組みをしています。
①スタートする前に読みの視点を持たせる
②文字はマッチングをさせながら読むことを一番重要視する。
③一読後、小さな質問をして注意力を再度喚起する。
④再読後、ストーリーやコンテンツについてゲームや振り返りを行い、読みを定着させる。
この取り組みを繰り返すことで
子どもたちは漠然と読んでいたら、設問に答えられないのだと体感します。
逆を言えば、
視点を持って読みに集中すれば
誰でも理解できることなのだと実感します。
能力差によらないのだと子どもたちが理解できると
モチベーションを切らさずに読んでくれるようになります。
視点をもって
集中して読むことは
誰でもできる
誰でもわかることなのだと。
長く教員をやってきて
私自身一番大事にしたいことなのです。
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