日本企業と労働者の関係って、なんかDVに似てるよね。
「24時間戦えますか?」
なんて言われる時代もかつてはあったようですね。
調べてみると栄養ドリンクのCMの代名詞に使われていたようで。
「にじゅー、よじかん、たたかーえますか♪」
と流れていたようですよ。
それもそのはず。この栄養ドリンクが発売されたのはバブル真っ只中のようで。
いけいけドンドンやっていたわけですね。
この頃働いていた人はまだ現役だーっていう人もいるでしょう。
私の両親もバブルの時期に当たっていたようです。
一方私はバブルの頃に生まれていません。
ゆとり世代生まれです。
「昔はバブルなんてものがあったんだ」と知ることは出来ても、
それ以上の感想は出てこないわけです。
当然バブルの頃の働き方なんて知りません。(ネットで知る以上のことは出来ない)
なので私(達)も、自分が思うように働くわけですね。
それでも最低限の礼節はわきまえてるつもりです。
こちらとしてもキャッチアップしていこうとしています。
ですが、不快なものは不快ですし、
40代50代の方々にとっては当たり前のことは私(達)にとって当たり前じゃないんですね。
当然意見や価値観も違います。
当たり前のことです。そもそも時代背景が違うんですから。
それぞれが尊重し合うのがあるべき形です。
そうして共生していくべきなのです。
その中で出てくる言葉がまあ不快ですこと。
典型が「これだからゆとりは。。」
「最近の若者は根性がない」
「俺達が若い頃(バブル時代?)は自分から進んで残業していたってのに。。」
「いくら熱(39度)が出ようと出勤していた」
「心の持ちようでいくらでも耐えられる。途中で挫折する奴は心の持ちようがなってない。甘えだ」
挙げればきりがありませんね。
ちなみに挙げた言葉の中には、私が実際に言われた言葉もあります。
誰に言われたとかは言いませんが。
「正直キモい。自ら奴隷になる根性ってどうなの?」
↑私はこんな風に思うんですよ。
よって、上の世代と分かり合えることは無理だと思ってます。
今では考えられない根性論を容認しているんですから。
なにこの会社に尽くす姿勢。
常に会社の意向に従っていたんでしょうね。
自分の出世のために、必死で我慢して、上司に媚びていたんでしょうね。
どんなに辛くても、しがみついていたんですね。
「それ、DVじゃね?」
↑こんな風に私は思ったのです。
DVは「ドメスティック・バイオレンス」の略なので、「家庭内における暴力」と言えます。
この家庭内で序列があるように、会社にも序列があります。
いくら理不尽な扱いを受けても、必死にしがみついていた。
もうまさにDVです。
それも、自ら進んでDVを受けにいくというドM根性。
現代においても、会社に対して不満がありながらも、
それを言わずに黙々働く。
これもまさにDVの図です。
日本人ってドM気質なの?
とか思ってしまうんですよ。
この現状を見ると。
本来、使用者と労働者は対等であるべきなんですが、
使用者>>>>>>>労働者になっているんですね。
これは昔の根性論で成り立っていた時代の名残なんでしょう。
まだ根性論をほざく人間は現役ですからね。
定年退職する頃には少しくらい何か変わるでしょうが。
若い世代でも根性論を受け継いでいる人がいるので、完全に駆逐できるわけではありませんが。
自分らしく生きられ、
自分らしく働ける。
「ワークライフバランス」ならぬ、「ワークアズライフ」。
睡眠以外は、仕事でもあり休暇でもある。
私自身、このライフスタイルを確立していけたら。
そしてこれを広く普及できたら。
まずは自分からですね。
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