経済学を学び始めました。
ビジネスの世界で豊かな人生を送るために、今の自分に何ができるだろう。
まずは、経済とは何なのかを学ぼうと思い、
“マンキュー入門経済学”
経済学について学べる一冊の書籍を読み始めてみた。
以前読んだ本で、田端信太郎さんがオススメしていた一冊というのもあり、買ってみたが、この本が非常に分かりやすく、内容が面白い‼︎
ぜひ、興味がある方は、リンクを参考に購入を検討してみて頂きたい。
いままで私が読んでいた自己啓発本とは違い、だいぶ分厚い本なので、まだ私も全てを読み終えた訳ではないが、少しずつ読んだ内容をアウトプットすることで、自分の知識として定着させていきたいと思う。
入門なので、経済学について知識がある方からしたら、当たり前の知識かもしれない。また、私が感じた事を言葉にするだけなので、これ以降お付き合い頂ける方は、読み進めて欲しい。
経済とは、生活において相互に関わりあっている人々の集団である。
その中で、人々はどのような意思決定をするか。
では、個々人の意思決定に関する4つ原理について話をしていきたい。
1. 人々はトレードオフ(相反関係)に直面している
自分の好きな何かを得るためには、たいてい別の何か好きなものを諦めなければならない。意思決定とは、一つの目標と別の目標の間のトレードオフを意味する。
今の自分にとって、時間とお金のトレードオフに直面しているとしよう。みなさんはどちらを優先しますか?何故、それを優先するのですか?
2.あるものの費用は、それを得るために放棄したものの価値である
あるものを獲得するために放棄したものを、そのものの機会費用と呼ぶ。何らかの意思決定をする場合には、意思決定者は可能な各選択肢に付随する機会費用を認識しなければならない。
大学に進学するかどうかを決定する場合を考えてみる。進学によって、獲得できるものは何か?また進学によって生まれる機会費用は何か?それを認識したうえで、あなたなら大学進学を選択するか?
3.合理的な人々は限界原理に基づいて考える
それそれが、満足度を最高にするため、何時間働き、稼いだ所得でどれだけの財やサービスを購入するか決めることを試みる。この際、自分の考えに対して微調整を加える事を、限界的な変化と呼ぶ。限界的な変化とは、限界的な便益と限界的な費用を比較する事で選択していることが多い。
この原理は企業においても同じことが言える。例えば、200人乗りの旅客機を飛ばして国土を横断するのに、10万ドルかかる。この場合、各席ごとの平均費用は500ドルになる。ここで、飛行機が空席を10席残したまま出発しようとしている。搭乗口で待っている空席待ちの乗客は、300ドルなら支払ってもよいと考えている。みなさんが企業側の人間だったらどうするだろうか?
4.人々は様々なインセンティブ(誘因)に反応する
インセンティブとは、懲罰や報酬のように、人々の何らかの行動を促す要因のことである。インセンティブによって、人々の行動は変化する。それは、良い方向に繋がることもあれば、良くない方向に転じることもある。
自動車のシートベルトを義務付けた法律について考えてみよう。1960年代に書かれた、「どんなスピードでも危ない」という本がきっかけで、自動車の安全性に対する大きな社会的関心が生まれ、運転の際には、シートベルトを付けることが義務になった。この法律により、もちろん自動車事故による死亡率は低下した。しかし、シートベルトは、人々がゆっくりと注意深く運転することの便益を低下させた。では、このインセンティブによりどのような状況になっただろうか?
今回は、個人の意思決定に関する事について、書かせて頂いた。少し発問も入れてみたが、もし機会があれば、みなさんも考えてみて欲しい。
次回以降も、本をもとに学んだことを投稿していきたいと思う。