「言葉の意味付け」を大切にしたい
最近、インフルエンサーのぶんけいさんがYouTubeでラジオ配信をはじめた。
タイトルは、「ぶんけいの得も言われぬラヂオ」。
「ヂ」の表記が個人的にはすごく好きだったりする。
日本語を主言語として操る人にとって、送り仮名付きの言葉を読むのは容易だ。
例えば、「続く」は「tsuduku」だし、「静か」は「shizuka」って読む。
ここで気になることといえば、何で「続く」は平仮名では「つづく」と書いて、「静か」は「しずか」と書くのか。
音は一緒なのに、なぜ行が違う別の文字で表示しなきゃならないんだろうという素朴な疑問。
ちなみに、ぶんけいさんは「ラヂオ」にした理由としては、「もともとの語源の日本語訳に近いから」だそう。
つまり、radioの「di」は、日本語では「ぢ」になるから、現代の日本語表記で一般的な「ラジオ」ではなく、「ラヂオ」にしたというわけ。
これが、「皆があんまり使わないから『ぢ』にした」という理由だったら、たぶん記事には書かない(笑)
そして、同番組内での視聴者への返答も好感が持てる。
何より、視聴者であるコアファンの民度が高くて、娯楽で聴くつもりだったのに、まるで皆で哲学してるような時間が出来上がっているのがまた良き。
というのも、ぶんけいさんは、ステレオタイプに「(一般的には)●●だからこう!」みたいな決めつけをしない。
視聴者が表現したお悩みだったり質問だったりを、「ぶんけいさんなりの価値観、言語」で斬っていく。(斬るという表現だと鋭いというか冷たい感じに思えるかもしれないけど。実際、私自身は結構共感することが多いのだけれど、割合ドライな回答が多いかもしれない笑)
ちなみに私自身、昨年発売の『腹黒のジレンマ』を読了しているので、同番組のお便りで綴られる質問を聞きながら、「たぶんぶんけいさんはこう考えるんだろうな~」みたいな、ぶんけいさんの思考を推理するゲームを単独開催している。番組の進行とともに回答内容が分かるゲームなので、オススメです(笑)
冒頭で、ぶんけいさんのことを「インフルエンサー」と表現したけれど、どちらかというと「表現者」の方が正しいような気もする。
もともとぶんけいさんはニコ動発の踊り手さんだし(私はその頃の活動は知らない)、そこから@小豆さんに出会ってパオパオチャンネルを結成(こちらも2019年の活動休止後に激ハマり)。その後は社長としてプロデュース業もやり、本も出版し、ついにYouTubeで個人チャンネルを開設、と。
「職業:インフルエンサー」で括るには、実績がすごすぎませんか?と。
ぶんけいさん自身がやりたいこと、それを伝えるためにどこで発信していくと良いのか、恐らくそれらの最適解ごとにチャネルが違ったからこそ、色々なメディアを通じて情報発信をしていった。
その軌跡自体が「ぶんけい」さんそのものなんじゃないかって思う。
トレンドには乗ってる感じするのに、大量生産型人間って印象は全くない。
ぶんけいさんとは年齢が近いのですが、生き方カッコよすぎか!
これからも寡黙なリスナーを貫く予定ですが、とりあえずnoteでは取り上げておかないとと思った次第。
そうそう、湊かなえさんの『告白』も読んでみようと思います。
ここからは私自身の話。
転職活動、進めてます。
営業やってて良かったと思ってるのは、誰が面接官でも緊張しにくいことと、就活時代よりもアピールポイントをまとめる力が身についていたこと。
言ってしまえば、転職活動は、「自分という商品」を「理解」してもらい「採用」してもらうことなので、そのまま置き換えが可能。
まだ進行途中なので油断ならないけど、自分なりに納得できる方向性が固まったら、また記事にしたいと思います。
年末年始の休暇中にはっきりと色を出し始めた「頭の中のモヤモヤ」は、今のところ一過性のものではなかったようだし、その結果行動を起こしていることに対して、「やめた方がいいんじゃない?」という疑念も今のところはないような状態だ。
ただ、もしかしたら直属の上長の「転職活動してるのでは?」センサーに触れ始めた可能性はあるのだけど(笑)今のところは深く聞かれないからこちらもスルーしている。
もし転職先が決まったとしても、決められた時期までちゃんと業務はやるから見過ごしてほしいというのが本音。
キャリア設計においては、自分の選択の成否は自分の行動次第。
怖いけど、ワクワクできるのが自分の強みだと思う。