見出し画像

夢は実現する。実現するまで歩き続ける限り。by山口絵里子氏

こんばんは。

最近、友人と共に発展途上国での教育現場についてや雇用に関して考える機会があり、
実際に途上国で事業立ち上げを成し遂げた山口絵理子さんの「裸でも生きる」シリーズを読む機会がありました。
バングラデシュやネパールといった最貧国を舞台に、信念を貫き成功をつかんだ彼女の物語は、まさに現代の希望の光と感じたのでご紹介します。


1. 「裸でも生きる」シリーズ

山口絵理子さんは、バングラデシュやネパールといった途上国で現地の素材を生かし、ブランド「MOTHER HOUSE」を立ち上げた創設者。
「裸でも生きる」では、彼女がどのようにこの道を切り開いていったのかが描かれています。

途上国の現実、文化の違い、資金難、取引相手の裏切りなど、数々の困難と遭遇。それでも、彼女の揺るがない信念が道を切り開いていく。
最初は「かわいいカバンを作りたい」という思いからはじまり、
「途上国で生まれた良質な素材と職人技を、世界に届ける」というミッションを胸に、現地の人々と共に作り上げたブランドは、やがて多くの支持を集めるようになった方。

続編である「裸でも生きる2」では、さらにリアルなビジネスの挑戦や、彼女自身の葛藤が描かれており、
特に印象的だったのは、「信念を貫くこと」の難しさと、その先に得られた彼女の確信。

2. バングラデシュとネパールの経済情勢

本書の舞台となるバングラデシュとネパールは、最貧国と呼ばれることも多い国々です。バングラデシュはアパレル産業が主要産業となり、近年では一定の経済成長を遂げていますが、その背後には劣悪な労働環境や社会的課題が存在します。一方、ネパールは農業が中心で、山岳地帯という地理的な制約もあり、開発が遅れがちです。

こうした現実に向き合いながら、山口さんは「現地の人々が誇りを持てる仕事を作る」ことを目標に掲げ、ただ単に商品を売るのではなく、現地社会の発展に繋げていました。

3. 信念を貫くことの大切さ

本を読んで感じたことは「信念を貫くことで、成し遂げられることがある」ということ。途上国の現状を変えるには多くの壁があります。しかし、現地の人々の力を信じ、寄り添い続けた結果、「良いものを作り、届ける」という理想を現実にしていました。

これは私たちの日常にも通じる話だとも思いました。
どんなに困難な状況でも、自分が信じた道を突き進むことで、必ず誰かの役に立つ結果が生まれる。
私はそこまで挑戦し続けているのか?足を動かしているのか?を改めて考えさせられました。

副社長の山崎さんが
「ビジネスをしている以上、ピンチはある。
けれどもそんあときこそ、自分たちをさらに強くするmたえの『変化』が生まれる時でもある。ピンチは次なる可能性、攻めの経営に繋がってくるはずだ」と発する言葉も心に刺さりました。

まとめ

今回、「裸でも生きる」シリーズを通じて、バングラデシュやネパールの経済状況と、信念を持つことの重要性について考えました。
この本を読むことで、自分の選択や行動が誰かの未来にどう影響するのか、深く考えるきっかけになるとも思います。

山口さんのように、大きな夢を抱えながらも一歩ずつ着実に進む姿勢は、どんな環境においても通用する力強いメッセージです。
私もこの本から学んだことを胸に、これからの挑戦を楽しみたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!