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『佐藤可士和展』

ロジカルとアートの両立。まさにその最高峰。そんな感想を抱いた展示会だった。佐藤可士和さんは、博報堂出身のクリエイターである。広告だけでなく、建物や商品戦略をクリエイティブの力を使い展開している。
日常で見てきた、ユニクロやTポイントのロゴデザイン、セブンイレブンの商品パッケージや楽天のパンダなどあらゆるものが佐藤さんの手によって作られていた事実に驚いたのと同時に、確かに頭に残るロゴばかりであると納得した。
論理と感覚というのは、二項対立であり、どちらかに偏ってしまう。しかし、佐藤さんの展示会において、解説を聞くことで論理的に戦略を描きながら感覚的な表現に落とし込んでおり、まさしく、ロジカルとアートの最高峰に達していると感じた。
今後は、目に止まる広告や建物やデザインに目を向けどのような意図で生み出されたのか調べる癖をつけようかなと思った。

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