アメリカでピアスを開けた話 #20
こんにちは!ぴおりです。
サムネをピアス開けたての耳の写真にするか迷ったのですが、閲覧者減りそうなのでやめました。
こちらは先週の日曜にフラッと乗りに行った気球の写真です!
この国ではフラッと気球に乗れます!!
というのはちょっと冗談ですが、Great Parkというアーバインの公園では、木曜〜日曜に無料で気球に乗ることができるんです!
天気が良い日のみで、早い者勝ちという条件はありますが、日曜の12時過ぎに行ったところ、30分も待たぬうちに乗らせてもらったので、あまり混雑はしていなさそうです。
それは熱気球ではなく、何本かの金属リールに繋がって天高く登っていきます。風でしっかり揺れるのと、なかなかの高さに結構ビビりました。
完全に無料だし面白いのでオススメです!
では本題です。
この度、アメリカでピアスを開けてきました。
軟骨ピアスの中でも開けるのが難しく、なかなか安定しないとも言われる、インダストリアルです。
インダストリアルとは、ここです。
かっわいいでしょー!!!
私は軟骨ピアスの中でも、インダスが一番可愛いと思っています。
2つの穴を開け、そこの間を通すピアス。
存在感抜群!可愛さ抜群!
初めて軟骨ピアスに興味を持ったのも、インダスがきっかけでした。
しかしインダスは開けるのが難しいんです。
二つの痛みを伴う上に、一本のピアスを通すために、穴は一直線でなくてならないんです。
鏡越しに自分で開けるのはきっとものすごく難しいでしょう。
さらに、その難しさゆえに、肉芽や排除などのトラブルが起こりやすいんです。
痛ーい思いをして開けた穴を塞ぐなんて絶対に嫌。
ってわけで、自分で開けるのではなく、人に頼ることにしました。
インダスは、開ける時も開けた後もかなりの痛みを伴うと聞き、私は長らくチキっていました。
痛くも痒くもないロブ(耳たぶ)の穴を増やしてみたり、軟骨の中で最も痛みが少ないと言われるトラガスを開けてみたり。
ちなみにトラガスは本当に痛くありませんでした。
しかしついに、というか唐突に、アメリカの地で、やっぱりインダス開けよう!と決意したのです。アメリカの方が日本より上手そうだしね~(?)
アメリカでは一般的に、ジュエリーショップにてタダでピアスの穴を開けてもらえます。ただし穴はロブに限り、開ける人も資格を持っておらず、ただのショップ店員である可能性が高いです。
軟骨に開けたい場合は、日本にあるようなピアススタジオなどは存在しないため、通常タトゥーショップで開けてもらうそうです。
タトゥーショップの彫り師は当然免許を取得していますが、タトゥーで使う道具は、ピアスに使うニードルとほとんど一緒。そんなわけで、タトゥーショップの多くが、ピアスの穴開けにも対応しているそうです。
でもタトゥーショップというと、イメージはこんな感じ。
暗いし。中よく見えないし。
なんかめちゃくちゃ怖い!!!
店員も絶対イカついタトゥーだらけの人だし!!客だってタトゥーだらけの常連さんなんだろうし!!
タトゥーは、アメリカでは普通のもの。誰でもしてるし、タトゥーだらけのお母さんだっている。
頭ではそうわかっていても、どうにも不良やヤクザのイメージが先行して身を引いてしまうのが、この日本人魂です…。
でもピアスは開けたい!!!
私は、怖くないタトゥーショップ(言い方)を探すことにしました。
タトゥーショップの何が怖いかを考えたところ、閉鎖的な空間が怖いことに気がつきました。
アメリカや歌舞伎町でタトゥーショップはよく見かけますが、店はどこも閉鎖的。暗くて中は見えないし、謎のネオンサインだけ光っていて、どういった場所なのかもわかっていません。
路地裏ではなく道端にあり、店内がよく見える場所なら怖くないのでは、と考えました。
さすがはタトゥー大国 アメリカ。
店はいくらでもあり、探し方によっては無限に出てきます。
ここで私は、「家からそこそこ近い・中が見える・レビューが多く評価が高い・一見さんにも優しそう」という複数の条件を掲げて必死に店を探しました。
そしたら、一件ヒットしたのです!
それが、Costa MesaのBlue Collar Tattooです。
リンクはこちら。写真も後程インスタに上げてくれるそうです。
レビュー数は144件で、数字は驚異の4.9!
そのレビューの高さと、「初めてでも優しくしてくれました」「ピアッシングも丁寧にやってくれました」などのレビューに惚れ込み、即座に予約を入れました。
そして本日、ドッキドキで行ってきました。
初めて行く店は、日本アメリカ問わず、ドアが開いていた方が入りやすいものです。
青空の下全開になっていたドアのおかげで、多少安心して入ることができました。
出迎えてくれたのは、予約の際にもメッセージをやり取りしていたDan!ありがとうDan!
Danは、瞼や頬など様々なところにピアスがついているちょい怖な雰囲気ですが、笑顔が素敵なNice guyです!汗だくの私に(外気温35度!)、「暑いっしょ~ヤバいよね休みな!」と笑って声をかけてくれました。こんなチャラめ口調か分かりませんが、あの見た目からすると多分こんなテンションってことです。笑
店はとにかく明るく開放的でした。ほかの店員さんもにこやかにハーイ!って声をかけてくれるし、タトゥー施術中の人たちも、すごくリラックスしているように見えました。店選び大成功の予感です!
個人情報やアレルギーなどを記す書類をさっと書いてから、すぐに椅子に案内されます。
インダストリアルだよね、という確認をしてから、ピアスいっぱい開いてるね~なんて会話をしながら準備スタート。ものすごくリラックスして話していたので、「さあ行くよ Are you ready?」と言われたときはあまりに緊張感がなくてYeah!と言っていました。
マーキングされた場所にブスっと二発。
刺さった瞬間は少し痛かったですが、散々怖がっていたニードルはこんなもんか、という印象でした。
終わったよ~と言われたときには、「そんなに痛くないね」と本心で言っていました。
しかし傷口を拭いた後のティッシュは血まみれ。そっちの方がドン引きでした。
「耳のピアスではインダスが一番痛いって言われてるよ」なんてDanは言っていましたが、それにしてはあっけなく楽勝でした。
そんな完成形がこちら!
かわいい~~~
他のと色が違ってしまったのは残念ですが、すごーくお気に入りです!
あと半年は付けっぱなしがいいみたいなので、適度に消毒しつつ、可愛いピアスでも探して気長に待とうと思います。
完全に自己満なまとめにはなるのですが、
何でも挑戦してみるものだな、と今日しっかりと思いました。
ピアスに限った話ではなく、です。
初めてのタトゥーショップという経験ですが、偏見まみれの私が行くことができたのは、やっぱりアメリカという慣れない地だからこそだと思います。日本の歌舞伎町にあるタトゥーショップに足を踏み入れるのは、今だってきっと怖いしありえないと思います。ですが、今アメリカにいるからこそ、経験してみてもいいんじゃない?と思うことができました。怖い思いをしてもそれは経験だし、逆に良い思いをしたらそれも経験、最高の思い出になるんじゃないかって。美容院だって、渡米前は、留学中は行けないなーと思っていましたが、なぜそんな風に決めつけていたのでしょう?行きたいなら行けばいいし、恐れるものではないはずです。なんてったってタトゥーショップの店員と盛り上がって話せたんだから!
また今回嬉しかったことは、イカつい見た目の店員Danと普通に会話ができたことです!序盤に、留学生として来てる、という話をしたので英語レベルを合わせてくれたのかもしれませんが、日本の話やピアスの話をたくさんして、また来るかもだからよろしくね~なんて普通に会話ができたのはすごく嬉しかったです。わからない言葉は何もなかったし、全く抵抗なく話せました!
早くも自分の英会話力の向上を実感し、共通の話題で話す楽しさを実感しました。
美容院もすぐに行けそうな気がします!
「アメリカでピアスを開ける」というのはその言葉以上に、私を一歩成長させてくれたと思っています。
すごく良い経験でした。
地獄の経験談にならなくて良かったです笑
今後は、たまに痛む右耳としばらく付き合っていくことにします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
良ければいいね♡お願いします~
ぴおりでした!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?