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渡會将士 新アルバム「New school」感想

やべえよ…やべえよ…ついに発売しちゃったYO!私の推しである渡會将士さんの新アルバム「New school」が出ちゃったYO!やったー無事に発売だーおめでとうございます。MATH!

私は音楽や感じたことを文章にするのがすごく苦手で、この記事も書くかどうかすごく迷ったし、書かないほうがマシなんじゃないかと思いましたけど、まあ記念だし…ってことで公開することにしました。歌詞の解釈はあくまで私の解釈なので、「それはちがうんでね?」と思ったらそこは読み飛ばしてくださいね。

あと試聴会の時に渡會さんがおっしゃっていたこともちまちま書くので、あんまり知りたくないなって方はお読みになられないほうがいいかもしれません。

1.Waah-Hah
眠っていた何かが目覚めたようだな、というのが最初の感想でした。コロナ禍っていう大きな眠りの中から目が覚めたら、外は騒然としていた…みたいな。「ひどく騒がしいが」「顔より声が多すぎる」っていうのはたぶんSNSで噴出していた不満の声を言っているんでしょうね。これからこのアルバムが始まって紡がれていく予感とかそういうものを感じさせる。気がする。

2.Bonfire
試聴会で歌詞を見てすぐに「キャンプの曲だ!」と思った曲。渡會さんがコロナ禍の中でみんなでキャンプに行っていたときの曲だそうですが、すごく力強くて、2曲めにしてすごく強いな!もう前に行く決意がみなぎっているな!とちょっとびっくりでした。「欠損すら僕だ」って言い切っているのがすごいし、そんなにキャンプから得るものがあったのかと。
渡會さんによると、1曲めは全部打ち込みで、2曲め以降は打ち込みと生音が混ざっていて、ちょっとずつ生音の割合が増えていっているそうです。11月26日のワンマンライブではものすごい盛り上がっている時にこの曲だったので、ふおおおお!!と燃え上がりました。

3.スロービート
試聴会で「チャゲアスっぽい」と指摘されていた曲。コーラスの感じが確かにそうですね。私は渡會さんが「時間をかけるのさ」「決して絶やさずにリズムを刻む」って言ってくれるのが嬉しくてねぇ…。
「漕げよ、ハレルヤ」は「漕げよマイケル」へのオマージュかなと思っていたら、ブックレットにそう書いてありました。やっぱりね!私漕げよマイケルあんまよく知らないけど。

4.Lucky
かっわえええーーー!!というのが最初の感想です。今もずっとそう思っていて、聞きやすいし、入っていきやすい曲。といいつつ、「ひどい夢、ただの夢」を見たりしていて100%平和&ハッピーでもなくて、考えようっていうか曲順的に考えると全部幻想だったのでは?と思わせるところもあるような…気がする。でも同時に、この可愛らしさや楽しさを素直に受け取ってもいいという気持ちもあるんだな。

5.Dramatic Irony
前のアルバム的にいうと「前夜祭」的なポジションにあるのかなあという曲です。不穏、暗い、歌詞も「脱がしたきゃ脱ぎな」とか、叩きつけるみたいな印象を得る。ぎょっとするようなリズムと、皮肉と嫌味がわんわん鳴っているような感じ。
みんなが不幸になっていく曲だけど、「幸福になりたい一緒に」で終わってる。でもそれ本当かしら、不幸に酔ってるところもちょっとあるんじゃないかなあと思う曲です。

6.New school
この曲は京都にライブに行った時に、ストリートダンスの練習をしてる少年たちを見て渡會さんが作った曲だそうです。そもそもストリートダンスを見て「おかえり」って思う感性すごくないですか? 私の推しの感性すごくないですか!? 彼らを言祝ぐ(ことほぐ)曲を作ろうと思うのがすごいと思うんよ。こころなしかメロディも優しいもんな。「精一杯向き合うリズム」っていうのはダンサーたちのことでもあり、渡會さんのことでもあるんでしょう。

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7.Yes it is
「Yes it is」とはスラングのひとつで、「そのまさかだぜ」というような意味で使っているそうです。
私はこの曲ちょっと泣けちゃって…。「さらにでかい砂の城を建てるのさ」とかすごくグッと来てしまう。試聴会では「マクスウェルの悪魔」「ベニクラゲ」「諸行無常」の意味についてすごく長く解説してくれたのですが、私は永遠ってあるっていう考え(だと思う)がすごく好きだし、たとえ永遠がなくても何度でも始めてくれようとする渡會さんがすごく良いと思う。

8.Heat Rash
曲名は「熱波」の意味ではなく「あせも」だそうで、青春はあせもだぜ!という意味の曲だそうです。この曲もかわいいなぁ♡と思って大好きです。70年代っぽさがいいよね。最後の「おかえりと未来が笑う」って終わり方もすごく好き。

9.ブラウンシュガー
私はこの曲が本当にすごい曲だと思っていて、このアルバムを代表する曲だと思っています。まじですげえ曲だ。朝食の風景を描写することで、それが少し悲しくて、でも希望がちょっとはあるということをきちんと表現してるのがすごい。というかこの曲に関してはボキャブラリーがバカになってるから、すごいってことしか言えないんだよね…すいません。

10.フューチャーしてる
ブラウンシュガーからの曲のテンション差〜!と思う曲笑。「ブラウンシュガー」まではきっとコロナ禍について悩んでいたりしたんですけど、このへんで吹っ切れたのかなって思います。好きな人と会えない日常で、「信じてんじゃない実感してんだ」って思って加速していく。最後にはちゃんと辿り着いて行く。決意みたいなものがあるのかなって思います。

11.Coffee 2 to go
タイトルは「コーヒーふたつをテイクアウトで」の意味だそうです。私はこの曲がすごく好きで、最初に聞いたときビートルズの「Mother nature's sun」という曲を思い出しました(ビートルズぜんぜんわからないので、ぜんぜんちげーよ!と思った人すいません)。冬の晴れた日にコーヒーを飲みながら歩くカップルを思い出します。雪がきらきら舞っているかもしれない。寒くても、彼らは幸せなんですよね。
この曲が「フューチャーしてる」と「Thank you」の間にあるの、いいですよね。

12.Thank you(アルバムVer.)
以前感想を書いた「Thank you」のアルバムVer.です。以前の記事はこちら
アルバムヴァージョンということで、THE YELLOW MONKEYのエマちゃんにも参加してもらって楽しくアレンジしたようです。感謝で終わるアルバム、ほんとにいいよね。コロナでみんな苦しんで、たぶん渡會さんも苦しんで、それでも最後は感謝していこうって思えて、それで終われる。最高。


後半ほんとに語彙力がバカになってしまった感想ですが、なんとか書けた…よかった…。バカ記事でごめんなさいね。

なにはともあれ、本当にアルバム発売おめでとうございます! 渡會さんの「今」がぎゅっと詰まったこのアルバムをリアルタイムで追えていることを本当に嬉しく思います。

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