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我が槍をご覧なるべし!戦国無双2について語る
私のすごく大好きなゲームの一つに、戦国無双シリーズがあります。今のところ5以外のナンバリングタイトルはすべてプレイしています(5はやりたくないわけではないが、まだ購入できていません)。
で、その中で一番好きなのが戦国無双2。なので、戦国無双2について語ろうと思います。
※※※以下「戦国無双2」の「伊達政宗の章」のネタバレを含みます※※※
戦国無双について語る上で欠かせない要素を以下に記します。
・プレイアブルキャラクター(参戦する武将たち)を始めとした歴史要素
・それぞれの武将たちが織りなすドラマ
・敵をなぎ倒していくアクションの爽快感、使いやすさ
参戦武将たち
まず、「戦国無双」「戦国無双 猛将伝」で登場しなかった徳川家康、石田三成、島左近らが一斉に参戦しました。いわゆる「戦国の三英傑」織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のうち、織田信長は初代「戦国無双」で参戦、豊臣秀吉は「戦国無双 猛将伝」で参戦していましたが、徳川家康だけはしてなかったんですよね。戦国無双を名乗っているのなら徳川家康をぜひ出してほしいという要望は強かったようで、参戦となりました。
さらに戦国無双2のテーマは「関ヶ原の戦い」ということで、関ヶ原の戦いで活躍した武将たちが参戦しました。石田三成、島左近、島津義弘、直江兼続らがそれですね。というわけで関ケ原以前である織田信長の時代から、関ヶ原の戦い〜戦国の終わりまでの長い時期が描写されるようになりました。
戦国無双シリーズはあくまでゲームだから、歴史上の人物たちがビームを出すとか、真田幸村が武田信玄に仕えているとか、ゲーム的なアレンジをしている要素がたくさんあります。が、それでもなお、たくさんの武将たちを操作でき、そしてそのドラマを味わうことができるというのは素晴らしいことだと思います。
武将たちのドラマ
さらに彼らのドラマ一つ一つがとても良質。ファンの紅涙を絞り尽くした「雑賀孫市の章」なんかは特に評価が高いです。そしてそれぞれの章がリンクしあって大きなドラマを作っていきます。
個人的にとても好きなのが「伊達政宗の章」。伊達政宗は徳川家康に仕える武将として活躍していくのですが、戦国最後の戦である大坂の陣で真田幸村と出会って言葉をかわすことで、それがちょっと変わっていきます。
伊達政宗「負けに味方するが真田の意地か!安い意地よ!」
真田幸村「幸村 愚鈍なれば言葉にての返答あたわず!
利根なる政宗様には、我が槍をご覧なるべし!!」
泣いたね。
未だに戦国無双シリーズで最高のセリフだと思っています。幸村の意地と誇りと熱意が強烈に表現されたこの台詞によって、政宗は勝利を得たものの、自分に疑問を持つようになります。そして自分の誇りを取り戻そうと思った政宗は…。
プレイしてくれよ戦国無双2を。PS3移植版出てるから!
あとムービーを映画監督の方が作っておられるので、カット割りを始めとしたムービー自体が「映画みたい」「大河ドラマみたい」と評価されてるのも特徴なので、そこに注目してもらっても楽しいと思います。
爽快感ももちろんあるよ
無双シリーズと言えば絶対になければならないのが、「敵をなぎ倒していく爽快感」なんですけど、これもちゃんとありますからご安心ください。ただ戦国無双3から導入された「影技」「無双奥義皆伝」、戦国無双4から導入された「神速攻撃」はないです、残念ながら。
ただそういった新要素がなくても爽快に無双できるっていえば、爽快感が伝わるかな…。あと初代の戦国無双をプレイした人にとっては朗報ですが、画面が格段に明るく華やかになってます。
「戦国無双2 猛将伝」もおすすめだけれど
戦国無双2、戦国無双2 猛将伝の2つを揃えることによって、よりシステムが強化されたゲームを遊ぶことが可能です。敵のワラワラ感とかすごいことになって、プレイステーション2なのに(ステージによっては)1000人斬りが可能だったりするレベル。というか「前田利家の章」「柴田勝家の章」が非常におすすめなので、ぜひやってほしいです。
ただ戦国無双2 猛将伝は、初期型のPS2だと起動しないという問題があるので、やっぱりPS3で出た移植版をプレイするのがおすすめです。でも今のシステムでリメイクもしてほしい。頼むよコーエーテクモさん。
最後に一句
戦国の
無双愛する
野間なれば
愛しているぞ
コーエーテクモ