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【元繁殖犬】愛犬ざらめが初めて吠えた話。

こんにちは。
ぴぐです。

我が家の愛犬ざらめは、
元々ブリーダーのところで
繁殖犬として過ごしており、
その後一般の飼い主さん宅を経て、
家へやってきました。

家へ来て約3週間。

先日初めて、ざらめが
「ワンッ!」と一度だけ吠えました。

今回は、ざらめが初めて吠えた話を
綴りたいと思います。

鼻息で感情を表すざらめ

私たちが前の飼い主さん宅へ
ざらめを迎えに行った際、
何度か「ワンッ!!」と吠えていたので、
ざらめの吠える声は聞いたことがありました。

元々そんなに吠える犬ではないと
聞いていたので、気にはしていなかったのですが、
そういえば我が家にやってきて約3週間、
一度も吠えたことがありませんでした。

その代わり、自分の感情を鼻息で
表しているようでした。

爪を切る際に抱っこしたときや、
顔を拭く際などの『お世話される時』に
大きく鼻で呼吸をしている様子。

「早く終わってくれ〜」と言わんばかりに、
自分を落ち着かせるかのように
何度も大きく呼吸をしていたのが
印象的です。

緊張して吠えることさえ怖かったのかも
しれません。

無事お世話が終わると、
普通の呼吸に戻っていたので、
よほど嫌だったのでしょうね。。

いとこが赤ちゃんを連れて我が家へ

先日、私のいとこが
生後1ヶ月の赤ちゃんを連れて
家に遊びに来ました。

今まで、知らない人が家に上がると
ブルブル震えていたので、
今回もそんな感じかなぁと予想していたのですが、
全くそんな素振りを見せず
しっぽを振りながら、いとこの元へ
近付いてきました。

恐らく赤ちゃんの匂いに
反応していたのだと思います。

少し離れたところから様子を伺うように、
ずっと赤ちゃんのことを観察していたざらめ。

おすわりした状態で、
しっぽをフリフリして
終始ご機嫌な様子でした。

いとこが帰る際・・・

2時間程経ち、いとこが帰ろうと
玄関に行った際、
急にざらめが「ワンッ!!」と
吠えました。

今まで我が家で吠えたことが
一度もなく、予想さえしていなかったので
かなり驚きました。

きっと、いとこ達が帰るのが
寂しかったのでしょう。

ざらめは元々繁殖犬

ざらめは、元々ブリーダーの
繁殖犬でした。

自分が生んだ子と、
すぐに離れ離れになるという
経験を何度もしているはずです。

昨日まで一緒にいた我が子が
急にいなくなる。

これって、とても辛いことだと
思うのです。

これは完全に私の予想なのですが、
昨日いとこが来た際も、
赤ちゃんがいなくなるのが
寂しくて吠えたのではないかなと
思っています。

そう考えると、
初めて吠えてびっくりしたのと同時に、
とても切ない気持ちになりました。

(実際のざらめの気持ちは
 分からないですけどね。。)

いとこが帰った後も、
赤ちゃんが寝ていたところを
何度もクンクン匂いを
嗅いでいるざらめを見て、
犬のキモチが分かる翻訳機が
本気で欲しいと思いました。

最後に

私たち人間にたくさんの幸せや
癒やしを与えてくれる
犬や猫などの動物たち。

その可愛い可愛い子犬や子猫を
生んでくれている親犬や親猫の
存在も、決して忘れてはいけないと
思うのです。

ペットショップやブリーダーから
新しい命を引き継ぎ、大切に
育てていくことも一つの決断として
正しいと思います。

ただ、それ以上に
命を授けてくれた『お父さんやお母さん』に
対しても、敬意を持って
たくさんの愛情を捧げるべきですよね。

我が家のざらめも5歳。
あと数年したらシニア犬の
仲間入りです。

今までたくさんの子犬を生み、
世に送り出してきたであろう
ざらめに、精一杯の愛情を持って接し、
多くの安らぎを感じてもらえるよう、
日々を過ごしていきたいと思っています。







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