見出し画像

【育児】初めて入るトイレでは鍵にご用心。

こんにちは。
ぴぐです。

突然ですが、世の保護者の皆さま。
お出かけの際に、お子さんのトイレに
一緒に入っていますか?

私は娘が小学校に上がったくらいから、
トイレの個室の前で待っておくスタイルでした。

時々、外から「大丈夫??」と
声をかけながら。

今までは大丈夫だったので、
そのスタイルを継続していたのですが、
娘が2年生のときにトラブルは
急にやってきました。

息子のマラソン大会で

その日は、息子が習っていた陸上の
マラソン大会。

大会は寒い時期に開催されるので、
応援する娘と私もたくさん着込んで、
事前にトイレも済ませ、スタンバイOK。

もうすぐ息子が走ってくるかなーと
いうときに娘が、
「おかあさん、トイレ行きたい。。」と。
さっき行ったじゃん。。と思ったのですが、
かなり寒い日でお腹が冷えたのでしょう。

マラソン大会の会場にはトイレがなく、
近くの役所を利用していいことになっていました。

役所までは、走って3分程。

息子が走る姿を少しでも見たい!
今から急いで行けば間に合うなと思い、
娘と一緒にダッシュ。

無事、役所に到着。
幸いにもトイレは誰も使用しておらず、
娘はすんなり入ることができました。

私は個室の前で待っており、
そろそろ出てくるかなーと思った瞬間。

「お母さん!!鍵が開かない!!!」と
言う娘。

私は、「横にスライドしてごらん?
開くはずよ??」と伝えました。
ガチャガチャしている音は聞こえましたが、
開かない様子。
娘は段々焦ってきて、
「開かない!開かないよ!!ねぇ??
いやだーーーーっ!助けてーーーーっ!!」

もう完全にパニックです。

私は外から、どんな鍵の形状なのか、
今どんな風なのか尋ねましたが、
娘は混乱しているため、ろくな返事が返ってきません。

平日ならば、役所の方に脚立か何かを
お借りできるのですが、その日は休日。

近くには誰もおらず、シーンとしていたので、
娘の叫び声だけが響いている状態。

私はとにかくこの状態から娘を救出しなければ!と
思い、空いていた隣のトイレの壁を乗り越えて
娘の個室に行くことを決意しました。
幸いにも?空いていたトイレは和式。
水栓レバーの付け根?固定金具?のところを
踏み台にさせてもらうことにしました。
(役所の方、本当にごめんなさい。)

役所は、かなりの築年数。
なので、トイレもそれ相応・・・。

チラッと見た感じ、上にはホコリが
たくさん・・・。うわー。。。

けれど、そうは言っていられません!!!

懸垂もろくに出来なかった私が、
火事場の馬鹿力を出し切り、
高い壁を乗り越えて、何とか娘の個室に着地。

鍵を見てみると、なぜかそこには2つ付いていました。

恐らく、1個が壊れたので、もう1個を後付けしたものと
思われます。

しかも立て付けが悪く、少しドアを浮かせる感じで
開けないといけなかった様でした。

少しドアを浮かせながら開けないといけないトイレって、
意外とあると思うのですが、さすがに娘にそこまで
教えていませんでした。。反省。

とりあえず、娘は私の顔を見た瞬間落ち着きを
取り戻し、笑っていたので良しとします。

息子の走る姿は・・・

結局、息子の走る姿もゴールの様子も
見ることが出来ず、会場に戻ったときには
既にゴールしており、友だちと
談笑していました。

後から息子に、「お母さんいなかったよね??
どこに行ってたの??」と言われる始末。

事の顛末を話しました。

最後に

このような珍事件が起きてからというもの、
娘がトイレに入る際には、一緒に鍵の形状を
確認してから、入らせるようにしています。

ちなみに、マラソン大会の日に私は
新品の白いパンツと、新品のニットを
着ていたのですが、パンツはホコリやら何やらで
うっすら茶色い汚れが残り、ニットは何かに
引っかかり、着れなくなりました。

そして、ありえない力を発揮したであろう
アラフォーの体は、翌日ベッドから起き上がるのも
ままならない程の筋肉痛でした。

けれど、そんな娘も現在4年生。
この話も今となっては笑い話です。
(本人は嫌がりますが。)

育児って、本当に予期していないことが
起こりますね。

皆さま、お出かけの際のトイレには
お気をつけくださいませ。





いいなと思ったら応援しよう!