愛犬が感情を解放しはじめた話
こんにちは、ぴぐです。
我が家の愛犬ざらめが、私たちに色々な感情を見せてくれた話です。
ざらめについて簡単に紹介
ざらめは元々、ブリーダーの繁殖犬として数年間過ごしてきました。
そこから個人宅(多頭飼育)での数年間を経て、我が家へやってきて約1年半が経ちます。
以前の環境でヘビーな生活を送っていたのか、ざらめはとにかくビビり。
ちょっと大きな声で笑ったり、子どもたちに注意したりすると、ブルブル震えて、ケージから出てこないような子でした。
そこから数ヶ月を経て、少しずつ私たちを信頼してくれるようになり、震えることが少なくなっていきました。
次第に尻尾をふることも多くなり、怖いと嬉しいという感情は表現してくれるように。
とはいえ、どこか心を許していないというか、私たちに期待していないような雰囲気を感じていたんです。
ブリーダーも、以前の個人宅も多頭飼育で、愛情が自分だけに向けられることを知らなかったざらめ。
我が家で3箇所目のざらめにとっては、心を全て解放することは難しいのかもと感じていました。
新しい感情を見せてくれた
怖いと嬉しいの感情だけ、私たちに見せてくれていた中、先日ヤキモチらしき感情を見せてくれたんです。
私の実家で飼っている、チワワの『まふぃん』16歳。
おじいちゃん犬です。
まふぃんが、我が家に遊びに来たときのこと。
久しぶりにまふぃんに会った私は、嬉しくてまふぃんに話しかけ、なでました。
すると、ざらめがすごい勢いで私のところに走ってきました。
私とまふぃんの間に入り込むようにして、ずっと私を見つめてくるんですよね。
(ざらめの本当の気持ちはわかりませんが)これは!!ヤキモチやいてる?!
はじめて見せてくれたざらめの行動に、1つ新しい感情を解放してくれたのだと感じました。
無視することも覚えた
ざらめのことが好きすぎて、やたらちょっかいをかけたがる息子。
ざらめが寝ていてもお構いなしに「ざらめちゃ〜ん♡おいで〜♡」を連発するんです。
最初は、そんな息子の言葉に従っていましたが、最近は無視することを覚えたようで。
息子はとても寂しそうですが、私たち家族に、色々な感情や行動を見せてくれるのが微笑ましいです。
やっぱり犬の適応力ってすごい!
成犬になっていたざらめを迎えることに、全く不安がなかったわけではありません。
もし仮に懐かなかったとしても、健康的な食事と、安心して休める場所を提供できたらと思っていました。
ざらめが、私たちの想像をはるかに超えて、“自分”を公開してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ざらめにとって、3箇所目の住処となる我が家。
住んでいる人間はもちろんのこと、環境も食事内容も、生活リズムも全く違う中、私たちに寄り添って適応してくれる犬って、やっぱりすごい!
犬の適応力、半端ないです!
大昔から、人間と犬が共存してきた理由がわかる気がしました。
最後に
約1年半の間に、色々な感情を見せてくれたざらめ。
その度に私たちは、喜び、笑い、癒しを提供してもらっています。
もらってばかりの“テイカー”にならないためにも、ざらめにとっての最適な環境を模索し続けようと思っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。