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親指が最後の一本でした
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小さな頃から
爪を噛むのが癖だった。
噛むというか、削るというか。
人差し指と、親指
最後まで残っていた対象の指は右手の
人差し指。
左手の親指は、その一つ前まで。
ネイルサロンなんて、行ったことはなかった。
余計に目立ってしまうし、その指に
ネイルを塗ることも嫌だったし、
見られるのも、嫌だった。
なんとなく、人差し指以外が整ってから
マニキュアを買って、塗り始めるようにはなったけど、
それでもう、充分すぎるくらいだった。
なんだろう、考え事をしていたり、心が
ざわざわするときにやっていたように思う。
あまりプラスのものじゃ、ないよね。
小さなときは指しゃぶりもあって、タコがあったけど
それはいつまでだったんだろう。
友人にジェルネイルしてもらう頃には、ほとんどもう癖は治っていて、でもやっぱり、行くほどではないと思っていた。
今まで、できなかったんだからそれだけで充分だった。
記憶だと、育休中か、開けたくらいのときに
子供用の『カムピタ』という苦いマニュキュアをして、完全に治った。
ほとんどもう、癖はなかったのだけど
ふとした時に無意識に削っちゃうときがあって
苦味でハッとする感じ。
これは、すぐに治った。
しかし、優先順位は、どちらかというと
整体や、美容室のほうが先で
空いた時間はそちらで埋められていた。
そんな中、今年の1月、ネイルサロンをしている人と、友達になった。
これに限らず、私は
『お店』や『モノ』のファンになるよりは、
『ヒト』に付く。
同じサービスをしていたら、価格が少し高かろうと
(いや、そもそも価格を見比べないかもしれません)
その方に会いに行くという感覚。
なんというか、ネイルサロンのウッシーさんら
癒やし、というか安堵感がある。
足湯にきました。という感じ。
(実際にはありません(笑)
看板の配置、窓から見えるメニュー
トイレにある『レバーは奥に押してください』の表記、
前とは変わってクリスマスの小物になったなぁという、細かい装飾の違い。
お店に入ったときに、この前は米津玄師がかかっていて
『あれ、車内で聞いてたやつ、今なんで聞こえるんだっけ』と最初ちょっとわからなくなるくらい、すんなり入る感覚。
これは私が好きな歌手を公言しているからなんだろうけど、こんなこと、ありますか。
個人サロンで、好きな曲かけていてくれて、
花が飾ってあって(人によってイメージの花を買うときもありますよね?)
私がしたことのないような、おもてなしが、細かい。
それが、『お客様を呼ぶ』おもてなし
ではない。
気配りができる、丁寧なお店はいくらである。
そうではなくて、『私が来るのを待っていてくれた』という感じ。
行ったことある方、伝わりますか。
どうでしょうか。
ネイルサロンは、マニキュアや、アートをする方が行くと思っていたが
私は2回目の先日も、爪を整えてもらい、
腕のマッサージをしてもらい、爪に色味はつけず
ただ、とてもしっとりした手元と、気分になって帰ってきた。
ハードルあがったら、申し訳ないのだけれど、
バックミラーに映る、店員さんを見続けちゃうサガのある職業としては、
また来ますね~と思いながら、送られている。
ネイルの事は、こんな感じで詳しくは
何ができるか、用語もわからない私だから
言えないが、もし、市内で探している人がいたら
おすすめしたい。
ウッシーの家に遊びに行くような(実際は借りているアパートの一室)気分で、話を聞いたり、話をさせてもらって、帰る。
いいなあ、足湯みたいだった。(笑)
膝上に、あずきカイロのようなものを、置かれたからかもしれないけれど、ほっこりして帰った。
また、宜しくお願いします。
栃木県宇都宮市五代
ネイルサロン フラウラ