美ヶ原の夢の続き
旅に出かけたあとにはより楽しいことがらを家に置いておくとより楽しいと思う今日は曇り空
ようこそ、いらっしゃいませ
今日は、松本の奥座敷、美ヶ原温泉についてのお話
ところで皆様、奥座敷の意味はご存知かな?
奥座敷とは、城下街の近くにある温泉街をさす言葉
#良い響き
美ヶ原温泉は奈良時代から文献(日本書紀)があり、平安時代にも親しまれた温泉
江戸時代には松本城が建築され、城主からも愛さた奥座敷
そして現在
美ヶ原温泉は勿論残っております
温泉街としてところどころ宿は立ち並んでおり
大正ロマンを感じさせてくれる様々な宿が立ち並んではいるのですが、隙間を埋めるように住宅やアパートが立ち並ぶのが現状
私みたいに、散歩中に何かを見つける旅に、歴史に浸ってしまう人以外にはあまり面白くない街かもしれません
土地や店舗を売ってしまった方が特なのは仕方がない事柄なのは理解できます
ただ街が、美ヶ原温泉の景観を守り続け、特区にでも指定していれば200年、300年単位で街に大きな収益を生み、新しい文化も産まれていたのでしょう
きっと最高の街になっていたはずです
松本城から徒歩なら30分程度
街を歩く人も、人力車にのる人もいたでしょう
旅に来た人は江戸を感じる事ができ
そこに住む人々には癒しと交流の場
立ち並ぶ小料理屋、若い人の創作の場
ただの観光地ではなく、今も生きてる歴史の場所として今も喧騒につつまれていたかもしれません
それくらい、全てに置いて可能性に満ちた素晴らしい土地でした
こと温泉は飲泉しても何も違和感のない湯が白糸のように溢れており
美しい泉質は心を鎮めてくれます
奥座敷として、街の人を癒し旅人をもてなすそのたたずまいに、私は素直に感動し、いずれまたと300年の旅を今も続けております
それでは、また