別居・離婚後 会おうとしない/会わないものと思っている親
別居、離婚後の子どもの話になると、「会えない別居親 と 会わせたくない/会わせられない同居親」の話が多い。だが、ひとり親支援団体の人たちの話を聞いていると、
・会わせたい同居親 と 会おうとしない別居親
・そもそも離婚したら別居親と子どもは会わないものと思っている(同居親も別居親も)
人たちも非常に多いそうだ。
離れて暮らす親が会いに来ないことをそれほど気にせず、同居親や親戚、地域の人たちに囲まれて元気に成長する子もいれば、「自分が悪いから親は会いに来ない」と自分を責める子、「一度会ってみたい」と大きくなってから戸籍を頼りに探そうとする子もいるという。せっかく会いに行ったのに歓迎されなかったとの子も。会おうとしない親であれば養育費の不払いも多いから、生活も厳しくなりがちだ。
行政等による生活支援の拡充も重要だが、会おうとしない親、養育費を払おうとしない親を減らすためにも「離婚をしても子どもの養育には親双方が責任を持つ」との観点を持ち、意識を広げていかないと状況は改善していかないのではないかとよく思う。