詩| 救世主の行方
不思議と感じたその余白を
黒で埋めてしまおう
そう思った
光だけが味方になると信じてたあの頃の
幼い僕が泣きじゃくる
あたたかい闇に包まれたら
きっとまたこの闇を歩いていける
まぎれたままで影を踏みしめて
また進めるから
毀れた心も闇に隠せるから
こぼした涙も闇に隠れるから
拭うその姿も隠せるから
ただ 無表情でいられるように、と。
いつだって 英雄のままで
いつだって 光り輝くものが『希望』なら
不思議と感じたその余白を
黒で埋めてしまおう
そう思った
光だけが味方になると信じてたあの頃の
幼い僕が泣きじゃくる
あたたかい闇に包まれたら
きっとまたこの闇を歩いていける
まぎれたままで影を踏みしめて
また進めるから
毀れた心も闇に隠せるから
こぼした涙も闇に隠れるから
拭うその姿も隠せるから
ただ 無表情でいられるように、と。
いつだって 英雄のままで
いつだって 光り輝くものが『希望』なら