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詩| たった一人しかいないあなたへ

『あした』生きたかった誰かの代わりに
生かされてるとしても

傷はついたまま
髪は伸びるし
爪は尖る
雨に降れられて濡れる日もある
呼吸は止まらないし
お腹は空く

生きることに迷っても
それでいいから
それでいいから

『あした』生きたかった誰かの代わりは
つとまらない
誰も 誰かの代わりにはなれない

生きてるよ
・・生きてる

それでいい
何も考えなくていいから

痛みは我慢しなくていい
傷は残ったままでいい
それがあなたの勲章だなんていわれても
隠したいならどこかに埋めて

あふれる涙があるのなら
痛む心があるのなら

あなたはまだ『きょう』を生きてる

その意味とその価値を求めるなら
いくらでも言うよ
いくらでも伝えるから

『あした』生きたかった誰かの代わりじゃなくて

あなたに此処にいてほしい

言いたいことはそれだけ
それだけだよ

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