見出し画像

【感情紀行記】四葉のクローバー

 幸福とはなんなのであろうか。個人的には、「今」を構成するすべてのことに感謝できる状態なのではないかと思う。感情の波に揺れ動く人生を生きる主人公として、この難題の解決と応用は自分にとってとても貴重な意味を持つ。

 最近おすすめに出てきて興味深く拝見した動画がある。ハーバード大学で幸福について講義している教授の動画である。「ハーバード大学では」のような決まり文句は信じていないが、単純に面白かったので、いくつか内容を覚えている。人間は通常30〜50%の間将来のことを考えているという。つまり、今を生きていないとのことだ。確かに言われてみればそうだ。例え話にも上がっていた旅行でも、思い出のために写真を撮ってばかりである。他にも、人間であるからこそ、感情に直接左右されずに主体的に判断できるとか、不幸を減らすことは出来るというのはとても興味深かった。

 そう考えると、「今」を構成するすべてのことに感謝できる状態というのは正解にそう遠くはないのではないかとも思う。満たされていると感じられることはそう簡単に手に入れられないし、そう簡単に出会うことはできない。しかし、今起きていることに感謝の念を抱けることができればその状態に近づくことはできそうだ。感謝の重要性は動画においても語られており、日曜日の感謝リストとして主体性の話の一環で出てきていた。

 さて、将来を見据えてとか、何か足らないとかそういう空想上の世界との相違から生まれる不幸せからの脱却はそう難しくなさそうということもわかった。知易行難ではあるが、少しずつ実践していきたい気づきである。その教授曰く、人生のゲームチェンジャーであるらしいから、ゲームに確変を起こすべく行動していこうと思う。こうして再び、「今度から変えよう。」、「変わったらこうなる。」という世界を想像しに将来への時間旅行をしてしまった。

いいなと思ったら応援しよう!