見出し画像

2024年 地獄の旅

はじめに

今年、2024年の抱負は「なんとかする」だった。
結果、「なんとかするどころか、全てが悪化した」
端的に言うと、2024年は記憶から消し去りたいぐらいの時間だった。これといって何か大きな出来事、事件があった訳では無い。しかし、それが地獄の苦行の一つだったのだろう。

「何も無かった」があった

去年の今頃は「俺は東京に行く!」と意気込んでいて、周りの人達にも言いふらしてたし、自分も本当に行くと思っていた。それから時は過ぎ、今年の4月に美術予備校の春期講習に参加するために11日間東京に滞在していた。正直、初日からメンタルが崩れに崩れ、22歳(その時はまだ21歳だったけど)にして泣いて親に電話したのを覚えている。情けないけど、それが情けないと思わないほど、心細くてしんどかった。「もう明日の朝には帰ってやろう」と毎日思いながら過ごしていると、少しずつ慣れてきて結局11日間を過ごしきってしまった。この期間は精神が極限状態にあったからか、道端の花が異常に美しく見えた。はじめて桜を見て泣いた。
それから、一旦大阪に戻り、美術予備校に正式に入学手続きをして、あとは東京に行くだけとなった。しかし、それから約4ヶ月なにもしない、動けない、怠惰な生活が行われた。なぜか、怖かったからだ。東京が怖かった。また戻って泣くのが嫌だった。だから、ズルズルと時間が過ぎていき、結局「もう東京に行くのを諦めよう」と考え、一日も通わずに美術予備校は辞めることになった。その時も悔しくて泣いた。やりたいと思う気持ちと怖いと考える脳の間で、狂乱状態にいたんだと思う。

ジュンク堂アゲイン

それから気持ちの整理が少しついたので、バイトを始めることにした。最初は美術館の監視員は、ミュージアムショップの店員のアルバイトを応募したけど落とされた。見る目がない奴らだと思う。その後、かつて働いていた書店の求人を見つけて即応募した。過去の経歴からか、こっちはすんなり受かったが、文具担当に配属されたし、文具担当と言っても季節雑貨もめちゃくちゃ売るので、実はLOFTに入ってしまったんじゃないかと今も疑っている。でも、楽しい。

そんなこんなで

そして、早くも本屋(LOFT?)のバイトも約3ヶ月やって、年の瀬の眠れない夜にクソみたいな文を書いている。こんなものダラダラ書くのは嫌なので、最後に来年の目標を宣言して終わりたいと思う。

2025年の目標「損得を行動する前から考えない」


いいなと思ったら応援しよう!