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ロキソニン®Sはどれを選べばいい?

 市販 (一般用医薬品) の解熱鎮痛薬ロキソニンのうち、『ロキソニン®S』シリーズは全て第1類医薬品(注意:ロキソニン総合風邪薬は要指導医薬品)。現在5種類のロキソニンSシリーズがあるが、どのような症状がある時にどれを選べばいいのか。

(参考:伊東明彦(2018)『今日のOTC薬 ー解説と便覧ー 改訂第4版』南江堂)
(https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/support/faq/faq_loxonin-s_int_q00001.html)

<考察>

● 便秘薬として有名な酸化マグネシウムは、少用量では制酸 (胃酸を中和して胃が荒れるのを防ぐ) 作用がある。
● メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは、酸化マグネシウムよりも、少し強めの制酸薬として使われる。
● とりあえず解熱・鎮痛 → ロキソニン®S
 体質などで胃が荒れやすい → ロキソニン®Sプラス
 とにかく早く効いてほしい → ロキソニン®Sクイック
 痛みが強く、一旦横になって休みたい → ロキソニン®Sプレミアム
 生理痛が強い → ロキソニン®Sプレミアムファイン
 という感じ?

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