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自分のこと嫌いなのに自分にしか興味なかったよね

私は昔、口先だけの人間で人を見下した考え方を持っていて、そのくせ努力はしない・結果を出そう頑張りもしない。毎日ダラダラとゲームをし続ける生活を送る人でした。何者かになりたい気持ちはあったんだけど、努力するのが嫌いだし努力する気持ちもなかったから、1ヶ月前も1週間前も昨日も今日も、成長しない日々を送っていた。その現実と理想とのギャップに折り合いがつけられず、その気持ちと葛藤し続けた結果、私は自分が嫌いになった。

「どうして私はこんな人間なんだろう」

「普通に人間やるのって難しいなぁ、めんどくさい」

と思うことが多々あった。

この頃は誰と会話していても、まるで他人に興味がなかった。

「他人には他人の生き方があるから、ご自由にどうぞ勝手にやってください」

みたいなスタンス。他人が話していても興味のない分野であれば上の空。だから他人自体に大して興味を持っていなかったし、正直髪切った?だの見た目がどう変わろうが本当にどうでもよかった。

でも、自分の話をするときだけは嬉々としていた。

自分が普段考えていること、周りに思っていること。昨日あったこと、ゲームをしていて起こった出来事。そんな普段話さないことを話して、受け止めてくれる人がいる場では、半ば興奮まじりに会話をしていた。

そんな思い出があった。


先日、利他主義についての記事を書いたときに自分の過去とも照らし合わせながら振り返ったので、今日書いてみました。

振り返ってみると、自分が嫌いな時期って自分にしか興味がなかったんだなということが発覚しました。

だから会話はいつも自己中心的。自分が好きな話題しか話す気が起きないし、関係のない話だと本当に興味がないので態度が一変して冷める。みたいなことが平気で起こってたんです。

これがなぜ起こっていたか考察してみたところ、要は自分のことを話して自分を認めて好きになってくれる人とを求めていたからなんだと結論がでました。

自分では嫌いにしかなれないか誰か好きになってよー!だれかみてよー!

というところなんだと思います。

不思議な現象ですよね。自分のこと一番嫌いな自分が自分に一番興味を持っているんですから。嫌いならほっとけばいいのに、自分のことになるとそうもいかないようです。

これが私の過去を振り返ってみて感じたことでした。

おもしろい!確かに不思議だ!と思った方は是非ともスキで知らせてくださると嬉しいです。

本日も読んでくださってありがとうございました。

また明日もよろしくお願いします。

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