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細くとも、ちぎれない糸のような #わたしとPIECES

どうもこんにちは、志村敏寛(しむらとしひろ)です。シムって呼ばれています。

僕はコミュニティーユースワーカー(以下CYW)の4期生として活動していました。CYWとは現在募集を行なっている「Citizenship for Children」プログラム2020の旧バージョンです。

さて、サッと記事のテーマである #わたしとPIECES の内容に移りたいところですが、「なんで僕が書くの?」という気持ちが書いている今も消えてくれません。きっと書き終わった時もそうでしょう。

というのも1年半以上関われていないからです。

「おいおい、PIECESよ。完全に人選ミスじゃないのか?」

そんな声が読んでくれているあなたからも、僕からも聞こえてきそうですが、、、笑

一方で、あまり関わってこれなかったからこそ「PIECESってこんな団体だよ」って伝えられるものもあるかもしれません。

そんなわけで今回このnoteを書こうと思ったのです。

戦線離脱

2018年6月頃からCYWとして活動を始めた頃、平日は仕事、土日はCYWという生活でした。子供と関わることが大好きなので土日の活動は心底楽しく、やりがいを感じていました。

しかし同時に、不安との戦いでもありました。それはうつ病です。

「いつ目の前の子供と関われなくなるかわからない。」
「もし僕が急に行けなくなったら、関わっている○○君はどうなってしまうのか?」
「みんなに迷惑かけてしまうのではないか?」

体調が良くなったからCYWに申し込んだとはいえ、そういった不安と付き合いながら土日の活動に参加していました。

しばらくすると、不安は現実のものとなります。仕事にもCYWの活動にも行けなくなってしまったのです。

見放してくれない

結局、うつ病が悪化し、仕事やその他関わっていたもの全ての活動を辞めました。

毎日長時間ベットで眠る生活。あんなに憧れていたのに、やってみるとひどく疲れるし、つまらないし、気分は下がっていくばかり。

活動に参加できなくなってもPIECESの活動は気になっていましたし、応援していました。しかし、SNSの投稿を見るたびに、そこで一緒に活動できない自分に不甲斐なさを感じていました。

「同じCYWのメンバーは頑張っているのに、何をやっているんだろうか。迷惑かけてしまったし、もうPIECESで活動することはないだろうな。というか、できないだろう。」

頭の中でネガティブな考えばかりが巡っていきます。

でも・・・

PIECESのメンバーはそんなことをおかまいなしに定期的に連絡をくれるのです。

「シムさん、こんなことやるんですけど、都合よかったら・・・?」
「シムさん、誕生日おめでとうございます!最近元気ですか?」
「今度送別会やるんですけど・・・」
「今度勉強会やるんですけど・・・」
「今度・・・」

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トップファン…!?

ハッキリ言います。

関わった期間が短いのでメンバーと超仲良しな訳でもないし、休む前に超活躍してPIECIESに絶対必要な人材になっていた訳でもないです。僕のことなんて忘れても、わざわざ誘ってくれなくても何にも支障はないはずなんです。

でも、忘れてくれないんですよ。見放してくれないんですよ、PIECESは。

何度も結び直すように

見放してくれないんです。

僕は一度もPIECESの誘いに乗れたことはありません。「今度行きます」とか、「最近調子良くなってきたからそろそろ・・・」とか、そんなことばかり言って毎回断ってきました。

紡いでもらった糸を何度もチョキチョキと切ってきました。

そんなことをしてもPIECESのメンバーは怒るのでもなく、あきれるのでもなく、見放すのでもなく、ただそっと切れかけた糸を何度も何度も紡いで僕の元へ垂らしてくれるんです。

だからこうして、長期間活動に参加できていない僕がこのnoteを書いているんです。

PIECESが目指す社会

CYWだったから声をかけてくれたのだろうか?見放されなかったのだろうか?

多分、きっと、違います。

PIECESの目指す社会、それは「ひらかれたweの社会」。

PIECESが掲げる言葉はどれも抽象的で、分かりづらいと思います。「優しい間(ま)」とか「ひらかれたweの社会」とか。僕ですらちょっとよく分かりません。笑

でも、僕がこれまでPIECIESのメンバーから垂らしてもらった糸。それがあなたの前にも垂れること、そしてあなたが別の誰かに垂らすこと。それが「優しい間」であり、「ひらかれたweの社会」なんじゃないかなぁとぼんやり思います。

そうだとしたら、なんだかちょっといい社会かもしれないなぁと思う今日この頃です。

だって僕はそんな糸に救われたのだから。

志村敏寛(シム)


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