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書割の世界からの脱出|寄付キャンペーン応援メッセージvol1桂大介さん

12月20日まで新たなPIECESメイト(マンスリーサポーター)を100名募る寄付キャンペーン。今日から終了日までPIECESと様々な関わりがある皆さまからいただいた応援メッセージを順番に紹介していきます。

応援メッセージ紹介のお一人目となる今回は、株式会社リブセンス創業者の桂大介さん。PIECESメイトとしても応援いただいている桂さんからいただいた「書割の世界からの脱出」のメッセージは現代の私たちの認識をハッとさせてくれるものかもしれません。

書割の世界からの脱出

核家族化が進み、地縁が減退する現代において、子ども一人ひとりを取り巻く関係性は縮小の一途を辿っています。そしてその狭間で生まれてゆく子どもの孤立というのは、問題そのものの特性上、わたしたちがなかなか目にすることはできません。

わたし自身も実際、そうした子どもたちにほとんど会ったことがありません。でもよく考えてみると、そんな事態こそが既に一つの異常です。社会の一部が見えないならば、わたしたちはそこに自ら意識を向け、都合のいい情報ばかりが流れ込んでくる書割の世界から脱出してゆかねばなりません。そんな糸口の一つがこうしたキャンペーンであり、寄付からはじまる関係性なのでしょう。

PIECESの活動は一見とても地道なものです。しかしこうした着実な方法こそが、社会の網目を柔らかく広げ、この見えづらい問題にアプローチする確かな道筋なのだと思います。すべての子どもたちが安心し信頼できる大人とつながれる未来を願って、わたしはPIECESを応援します。


■桂 大介 氏

桂さん

株式会社リブセンス 創業者 https://www.livesense.co.jp/

1985年京都生まれ。高校生の時から個人事業主としてシステムの受託開発を始め、早稲田大学入学後の2006年に代表村上らとリブセンスを共同創業。創業後は取締役として経営を行う傍ら、開発、人事、マーケティングなど様々な部門を歴任。2017年に取締役を退任し、社外にも活動の幅を広げる。

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そして桂さんがNPO法人D×P代表理事の今井紀明さん、CAMPFIRE代表取締役の家入一真さんらと共同で立ち上げたカテゴリで寄付先が選べるプラットフォーム「solio」。

こちらも併せてぜひご覧ください!

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虐待防止月間-cvなし

12月20日までに100人の新たなPIECESメイト(マンスリーサポーター)を募る寄付キャンペーンが開始され、はや2週間。折り返し地点まで来ました。

来年以降も子どもたちの周りに信頼できる他者を増やす取り組みを継続・発展させていくために、PIECESメイトになって共に歩みを進められたら嬉しいです。

https://www.pieces.tokyo/campaign-stopchildabuse2020

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