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子どもたちを掬いあげる社会を作る一員に|寄付キャンペーン応援メッセージvol12 牧野アンドレさん

今回の応援メッセージは、JIM-NETイラク駐在員 牧野アンドレさんから。アンドレさんとは子どもの心のケア勉強会やイベントなどでご一緒させていただいていますが、毎度その懐の深さと温かさに感謝するばかりです。

自分の周りにもそんな子どもたちがいるかもしれない、と想像力を持たせてくれる優しく想いのこもった寄付キャンペーンに向けた応援メッセージを寄せてくださいました。

子どもたちを掬いあげる社会を作る一員に

小学校の友だちに、施設で育った子が一人いました。彼は何かとすぐ手をあげる子でしたが、人一倍責任感が強く、何か熱いものを胸に持っている、そんな子だったと記憶しています。

僕が引っ越した関係でその子との繋がりも切れてしまいましたが、最近になって人づてに近況を聞くと、「警察のお世話になってしまっている」と。

連絡先も分からず、僕自身も海外で暮らすようになったことで会うことはできません。ただ、ちょっと粗暴だったけど、一緒に遊んだ幼い日々を思い出すと「どうにか彼の助けになれなかったのか」と、ふと思う瞬間があります。

彼がそうなってしまったように、誰も市民社会から取りこぼさない。PIECESが行なっている活動には、そのような意義を僕は強く感じています。

僕の所属するJIM-NETは、イラクで治療が長期化する小児がんの子どもたちを社会から取りこぼさない活動を続けていますが、日本の社会で子どもたちの声を拾い上げ、孤りにしない社会を目指しているPIECESの活動には心から共感し、応援しています。

ぜひPIECESメイトとなり、子どもたちを掬い(救い)あげる社会を作る一員となってください。

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◆牧野アンドレ(André Makino)さん

JIM-NET イラク駐在員

1993年生まれ。JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)イラク駐在員。サセックス大学移民学修士。学部生時代のベルリン留学時に「欧州難民危機」を目撃し、ギリシャの島しょ部、国境地帯の難民キャンプでボランティアをし人道支援を志す。その後、日本の難民支援団体でインターン、ヨルダンのNGOでインターン・職員として勤務。英国で修士号取得後に現職。学士論文で早稲田大学から小野梓記念学術賞を受賞。
▶︎NPO法人JIM-NET HP https://www.jim-net.org/

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JIM-NETのチョコ募金

毎年この季節の恒例、とも言えるJIM-NETさんのチョコ募金。PIECESのスタッフたちも毎年可愛い!とオフィスで見せ合っていたのを思い出します。今年はコロナで自慢できないのが残念ですが、お友達へのギフト配送もできるようになったとのこと!イラクの小児がんの子どもたちの支えとなるチョコ募金に、ぜひご協力ください。

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アンドレさん、ご自身の経験と照らしてPIECESの活動の意義を綴ってくださりありがとうございました。とても温かな言葉に、アンドレさんの優しく包み込むような人柄と強さを感じました。

そしていよいよ寄付キャンペーン終了まで5日。

来年以降も子どもたちの周りに信頼できる他者を増やす取り組みを継続・発展させていくために、ぜひPIECESメイトになって共に歩みを進めてくださいませんか?あなたの住むその地域にもこのプログラムを広げていけるよう、共に歩んでいけたら嬉しいです。

目標:100名
現在:23名(単発でのご寄付17名)
残り:5日

まだまだ達成には遠い挑戦ですが、最後まで走り抜けますので、応援いただけたら嬉しいです。SNSでのシェアなどだけでもとても力になります。ぜひこの機会に仲間になってくださったら嬉しいです。

https://www.pieces.tokyo/campaign-stopchildabuse2020



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