町のパン屋さん
娘が赤ちゃんの頃から通っている近所のパン屋さん。
寡黙で口数の少ない店長とは、会釈をしたり、一言二言のやりとりをする関係性。
娘も大きくなってきて、だんだん子どもがいない時間に買い物をするようになったある日、久しぶりに小学生になった娘と一緒にパン屋さんへ。
穏やかな笑顔で迎えてくれる店長が、
「大きくなったなぁ。」とつぶやいたその一言が
なんだかとてつもなく温かった。
そこには、パン屋さんとお客さんだけではない、
地域のおじさんと子どもの関係性があった。
あぁ、気が付いてなかったけど、
こうやって私たち親子を見守ってくれている人たちがたくさんいるんだなぁ。
もっともっと、この町が好きになった。
このエピソードを紹介してくれたのはPIECESスタッフの矢部杏奈(あんさん)。あんさんがこのエピソードで出てくるパン屋さんの店主、娘さんとの関係性など、あんさんが感じた「市民性」をラジオにて話しています。よかったら聴いてみてくださいね。
暮らしの中にある、誰かを想うふるまいやまなざし。
PIECESはそれを「市民性」と呼んでいます。
2023年12月から「やさしさのむしめがね」として市民性を照らしています。
たくさんの市民性や市民性をみつけたPIECESメイト(継続寄付者)をご紹介していますので、見てみてくださいね。
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