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「HOME」がつなぐ可能性 #わたしたちのprojectHOME

こんにちは!PIECESの事務支援をしている福島です。

ピッコラーレとPIECESが共同で行っている「project HOME」が、クラウドファンディングを実施(おかげさまで当初目標額を達成しました!現在ネクストゴール目指して継続)中です。

詳細はこちらをご覧いただきたいのですが、このプロジェクトは、居場所を持つことが難 しい環境にいる妊婦さんにとっての「HOME」を作るプロジェクトです。
ここで言う「HOME」はそれぞれの妊婦さんにとって安心・安全、いつでもそこにある場 所といったものを考えています。とはいえ、具体的な形は当事者である妊婦さんや、関わ ってくださる方たちの声を聞きながらこれから作っていく、そんな段階です。

そこで、みなさんからも、projectHOME がこんな場であってほしいというアイデアや想いを教えてもらいたく、「#わたしたちのprojectHOME」というハッシュタグキャンペー ンを行っています。

・こんな居場所にしたいというアイデア
・こんな HOME だといいなという想い
・HOME へ訪れる人が◯◯できるための●●なアイデア

具体的なアイデアはもちろん、「こんな場であってほしい」という願いのようなものでも大歓迎です。自由にイメージを膨らませて生まれたアイデアや想いをお寄せください。 なお、いただいたメッセージは、projectHOME の WEB サイトや各団体の SNS で拡散させていただくことがありますのでご了承ください。

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さて、「HOME」という言葉を聞いたとき、あなたは何を思い浮かべるでしょうか?私も自分自身に問いかけて、想像を巡らせてみました。
帰るとホッとする家。気のおけない誰かが居るところ。小さくとも自分だけのスペースがある場所。自分のペースで歩みを進める出発点。そのどれもがきっと誰かにとって「HOME」と呼べるものなんじゃないかと思います。

こうして考えると「HOME」と呼べる場所やものは、人によっては同時にいくつか存在しているのかもしれません。自分の家はもちろん、家族・親しい人のいるところなど安らぎの得られる対象、「HOME」をもし複数持っているのならそれはとても幸福なことなので はないでしょうか。

少し話が変わりますが、ここで個人的に始めた取組みについて紹介させてください。私が所属しているコミュニティ内で4月の下旬から「オンライン幼稚園」の活動を試験的に継続しています。それは毎日決まった時間帯にオンライン上(Zoom)で集まって、子どもたちが遊ぶのを大人たちが声掛けをしながら見守るという活動です。

この活動は、あるワーキングマザーからの「一人で仕事も子どものケアも抱えることが苦しい」という声をきっかけに始まりました。外出自粛が続く状況下で子どもが頼れる存在、心の拠り所が自分の親だけになってしまっていることが、子どもから親への要求を高める要因になっている可能性はありそうだと想像しました。

そこで親以外に心を開ける人が集まる場を、つまり子どもたちにとっての「 HOME」になり得るものを増やせたらという思いで現在活動しています。複数の心の拠り所となるもの を持っていれば、少しでも子どもたちの抱えているしんどさが和らぎ、結果的に親御さんのサポートにつながるのではないかと考えたのです。
「オンライン幼稚園」の活動を始めたときは気付いていませんでしたが、その根底にある思いはprojectHOMEの影響を強く受けていたのだと思います。

いろんな事情が重なって、これまで「HOME」と呼べるものに縁がなかった妊婦さんにと って、projectHOMEが初めての「HOME」になりますように。そして立ち直るきっかけを得た妊婦さんにとっては新たな「HOME」を見つける足掛かりになりますように。豊島区から始まるこのプロジェクトが、これからあまねく全国に広がり、必要としている方々により多く届きますように。

そんな願いを持ちながらprojectHOMEの活動を見守っていきたいと考えています。


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