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ある女の子の行動が、私のどこかに影響している #市民性みっけ #4

PIECESメイトよーちゃんがみつけた「市民性」

福岡で地下鉄に乗った時のこと、ある駅で、派手な服装の高校生くらいの女の子が友達とおしゃべりしながら乗車してきた。
ちょうど私が座っている前の空いている席を見つけると、すぐに座った。

ほどなく、白髪のおばあさんが、こちらに向かってゆっくり車内を歩いてくる。
どうしようかな、と思った時、その女の子がさっと席を立ち、「どうぞ」とおばあさんに席を譲った。 

車内で誰かに席を譲るー
すごく特別な行動という訳でもないけれど、都心で車内のほぼ全員がスマホの画面を見ているような電車に日々乗っている私には、とてもホッとする一瞬だった。なんだか周りの空気も温かくなったような気がした。
日々乗っている電車の車内のイメージは「灰色」だけど、
この時の車内の色を思い出すと「オレンジ」が浮かんでくる。
それほどに、自分にとっては心に残る出来事だった。

おばあさんに席を譲ったのが、濃いめのメイクで派手な感じの女の子だったことも、自分にとっては印象的だったのかもしれない。
自分の中のちょっとした先入観が壊れた瞬間でもあったと思う。

どこの誰かもわからない女の子の行動が、今でも私のどこかに影響していて、人を信じる気持ちを持つことを後押ししてくれている気がする。


#私がPIECESメイトになった理由

一個人として何か社会にできる事は無いのかなと考えた時、PIECESが掲げている「市民性」という言葉が1番ピンときました。
もし一人一人が、街で出会った人や身近な人に、ほんの少しの心配りや優しい言葉をかけてあげることができたら、受け取った人たちは、その日一日優しい気持ちで生活できるかもしれない。
そういうことが街のいたるところで起こって、それがさらに社会全体に広がっていったら素敵だな~と思うのです。

誰をも傷つけることなく、人として対等にできること。
そんな「市民性」の可能性を信じています!


PIECESでは2023年12月から「やさしさのむしめがねー暮らしの中の市民性ー」をお届けしています!
PIECESメイトが出会った市民性エピソードも掲載しています。


市民性に共感し、PIECESの活動を前に進めるサポートをしてくださる継続寄付者を「PIECESメイト」と呼んでいます✨

私たちの活動によって、既に社会に生じている大きな痛みを癒すことはできないかもしれません。
それでも、一人ひとりのまなざしやあり方が変わっていけば、社会にやさしいつながりが生まれ、大きな痛みそのものが生まれにくい社会になると信じています。

市民性はいつの時代もそこにあり、社会を紡ぐ大切な力になる。だからこそ、PIECESは絶やすことなく市民性を照らし、育み続けたいと思っています。

寄付を通じて、子どもたちの周りに、そして私たちの周りに市民性を育む仲間になりませんか?

<PIECESメイト(継続寄付者)募集しています!>







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