日記:今日も点滅していた
私がGW4連勤しているところに、
いつも通り常連さんがやって来た。
「GWに観光するのは金払って疲れに行くみたいなもんですよ!!!」
って世間話で盛り上がったのに、彼女と潮干狩りに行ったらしい。
めちゃくちゃ混むやつじゃん。
今日はその常連さんに「髪切りました?」と聞かれた。
前に会った時と変わらない状態だったから
「切ってないですけど、いつもと違って髪おろしてるからですかね?」
と答えた。
昔は、髪を切った後に学校に行くのが恥ずかしかった。
「切ったんだー!」と言われるのも
「(切ったな)」と思われるのもくすぐったい。
大きくなるにつれて、髪を切ったぐらいで騒がないし、気づかれないことも増えた。
そうだ、「気づかれないこと」が増えていっている。徐々に自分にとっての自分が透明になっていく感覚。
透明になったり、今日みたいに誰かのひとことでピカん!と光って強く存在したりしている。
私は誰かのピカん!を作れているだろうか。
そもそもみんな、点滅しているのだろうか。