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子どものほめ方・叱り方【育休66日目】
こどもセンター事業の「子どものほめ方・叱り方」に参加しました。
子どもの躾や勉強の下地には自己肯定感があること
自己肯定感なしにその上に積み上げることはできないこと
子どもは依存と自立を行き来しながら成長していくこと
自己肯定感を育むために「聴く」ことが大切なこと
などが語られました。
明橋大二「子育てハッピーアドバイス」に基づいた考え方のようです。
終末の質疑応答で印象的なものがありました。
Q「きょうだいのどちらかに感謝を伝えると、もう一方が『自分もほめてほしい』と言ってくるのだが、どう対応したらいいか」
A「『ほめてほしい』と言ってくる子に対して、『そっか、ほめてほしいんだね』とまずは受け止めてみてはどうでしょう。」
複数の子どもがいる場面について描かれている情報を見聞きすることが少なかったので新鮮でした。
それが即座に出るためには身体化する必要がありそうです。
全体を通して、使われていた「ほめる」の語は、アドラー心理学でいう「勇気づけ」に近いニュアンスを感じました。
つまり、対等な人間として話を聴く、感謝を伝える、アイメッセージとして想いを伝える、という行動あたりでしょうか。
これを一般的な「ほめる」という言葉で表現することによってボタンのかけ違いが起こりうるのかなと感じます。
やはり言葉の定義は思っている以上に重要そうです。