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本:流山がすごい
つくばエクスプレスの開業とともにつくられた「流山おおたかの森」駅を中心に発展してきた千葉県流山市の発展が描かれています。
流山の保育、市政、起業、農業など多岐にわたる分野で、それぞれの核になる人をドキュメント調で取材されており、まちの変化とその背景にある人の温度の高さを感じます。
様々な立場の人が実名で登場し、生活を良くするべく、理想を実現すべく、流山をよくするべく活動します。
色々な人がそれぞれのフィールドで活動している総体としてまちがよくなってゆくんですね。
また、そのためには強固で必要最低限なグランドデザインも必要なのでしょう。
あとがきで印象に残ったいくつかを引きます。
「いつの時代も生き残るのは強いものではなく、変化する者だ。」
「流山の場合、街路樹や新設の小学校といった"箱"は立派なんですよ。でも小学校はマンモス校になっていて、ベースには昔ながらの管理教育が残っている。ソフト上がついていっていない感じがします」
「だが民主主義の実態は『20万人の市政』の中にあった。」