WAISを受けて 〜発達特性と向き合う〜
こんにちは。
以前に
もしかしたら双極性障害ではないかもしれない
という投稿をしてから
3ヶ月が経ってしまいました。
誕生日を迎えた5月。
セカンドオピニオンとして受診した病院にて
発達検査(いわゆるWAIS)を勧められました。
そしてとある大学の心理センターにて
①臨床心理士による聞き取り(約1時間ほど)
②WAIS本番(学生さんが担当してくれました)
③臨床心理士による検査結果のフィードバック
という3回に分けて検査は進みました。
①〜③までは計1ヶ月半でした。
その結果...
発達にはかなり大きな凸凹がありました。
言語理解、知覚推理、ワーキングメモリ、処理速度
これら4つの指標のうち
処理速度だけが予想以上に凹.....
自分もお医者さんもびっくりな凹.....
処理速度だけが低い人は
例えるなら『昔のパソコン』なのだとか。
物事の理解はスムーズに出来ても
動作におこすまでに時間がかかるから。
その説明を受けた時
板書を写すのが極端に苦手だった
学生時代の自分を思い出して妙に納得しました。
あとは、単純に
問題を解くのがすごくゆっくりだったり。
板書を写すのが遅いことも
問題を解くのが遅いことも
自分の特性由来だなんて考えたこともなく
ただ自分のペースの問題であり
努力不足なんだと思っていた私。
思い返すと、人よりも出来なくて苦手なものは
もしかしたら処理速度由来のものもあるのかと
改めて考え直すきっかけになりました。
ただしWAISの結果では
ADHDだとかそういった診断名はつけられません。
自分の特性や凸凹を知ることで
凹を認知し、苦手なものは極力無理しないために
取り扱い説明書をいただくようなかんじです。
受け止めるには時間が必要でした。
30歳になってまさかこんな事実を知るとは...
それでも、検査のおかげで
自分の悩み苦しみの絡まりが解けた気もして
凹という生きづらさを受け入れようと
今は少しずつ前向きになっているところです。
結局のところ
双極性障害ではないという否定も
減薬したりして見極めていくものであり
まだ途中段階。
ADHDだという診断も
専門の病院にかかる必要があるため
こちらもまだ途中段階。
病名が何なのか知らなくても
自分を知っていくことで苦しみが和らぐなら
それで十分な気もします。
晴れた気持ちになるのはまだ先のようだけど
とりあえず今は私の凹を受け入れて
一歩ずつ進みたいと思っています🪿💭